人間もか。この間まで「機関車トーマス」や「ポケモン」とかに夢中だった気がする上の子は、いまや高校生で生意気な風情だし、下の子も小学生低学年だけど、もう幼児じゃない、自分でも「私が子どもの頃さあ♪」なんて言ってる。
という感じで、世界には、新しい生命がドンドン成長していっているんだなあと実感します。先日、久しぶりに外苑辺りを歩きましたが、新緑のパワーも日々感じる季節です（ここを潰して新国立競技場建設ってやっぱ納得できないなあ）。
自分の成長もあきらめるわけにはいかないな、と思います。生物的な成長期はとっくに（２０世紀中に♪）過ぎたとは思いますが、ああ十分成長したなあ、という自覚はありません。というか、何もかも「途中」という感じ。なので、心身ともに鍛えて、もっと成長したいと思います。
幸い、ここ３年はランニングを続けているおかげか、２５歳の時より体力があるように感じます。まだまだ、やってみたいこと、行ってみたい所、読みたい本、など好奇心も欲もあります。
父は、９３歳の10月に亡くなりましたが、２月には法廷（横浜事件再審）に立っていました。横浜事件再審は、父が７０代に受任して始めた事件です。そこから始めた新しい再審請求・・・。私も、そんな風に、頭も身体も使い切って生きたいと思います。
生きるということは、いろいろあって楽しい事ばかりではありません。辛い事も沢山あるし、自分だけでは何ともしがたいこともあります。とりわけ、今は、放射能や戦争や労働条件など、私たちの「生きる」を阻むものがやたら溢れています。
それでも、絶対に、あきらめずに生命が成長する世界を取り戻さねば、と思います。
