war is over if you want it 戦争までの距離 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 防衛省の発表によると、東シナ海の日本と中国の「防空識別圏」が重なる地域で、自衛隊機と中国戦闘機が約30mまで接近したとのこと(5/24)。自衛隊機は中国とロシア海軍の「合同軍事演習」の監視だったいうことです。
 その後、お約束通り、日中政府の言い分は食い違っていますが、どこで、どちらから接近しようが私たちには関係ない話です。

 いずれにせよ、もう何時、戦争が始まってもおかしくない状況なのだと思います、戦闘機で30mって言ったら、ほぼ接触ですからね。

 柳条湖事件(1931/9/18)も関東軍(日本軍)の謀略で、自ら爆破しておいて「東北軍(中国軍)の破壊工作」として発表。それで一気に軍事行動で、翌年、「満州国」の誕生。日本が侵略し実効支配を及ぼした、わずか13年の「まぼろしの国」です。得たものより、失ったものの方がずっと多いのです。

 「やられたらやり返す」なんて、ドラマやスポーツの世界だけで十分。戦争は、戦争。

 私たちは、どうしたらいいのか? ともかく、作られた「排外主義」的なナショナリズムから脱するよう、お互い声をかけあいましょう。近くの人にも、隣国の友人たちにも。
 小学校の運動会には万国旗がたなびきます。これが、日の丸だけになったら不気味ですよね?!
 歴史とは過去の現実。ここから学んで、くだらない歴史の繰り返しは避けましょう。
Love & peace