Here,there.and everywhere 自分にとってのココ | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 いまや、海外に行ったことのある人もかなり増え、そして、インターネットで世界中の情報にアクセスできる。地球はフラットになった、小さくなった、そんな言い方もされます。本当に地球は狭くなった、のでしょうか?

 そうなると、「ここ、あそこ」という感覚も変わってくる・・・「ここ」の範囲が拡大する、地球規模にまで拡大するのかも。

 「ここ」というのは「自分の範囲」って感覚ですよね。だから、ここで何かが起こらないと起こったという感覚はないのだと思います。逆に、「ここ」が拡がれば、色んなことが自分のこと、になるのだろうと思います。

 福島の甲状腺がんの現実も、ウクライナの内戦も、ブラジルのストライキも「ここ」に入れば、今、私たちは放射能と戦争とストライキの中にある、という認識になるのでしょうね、世界中で。

 しかし、そこまではなかなか「ここ」感覚も到達しませんね、このネット社会でも。むしろ、iPhoneの中だけに「ここ」があったりして?・・・

 実は、すごく「ここ」の範囲が狭まっているのかも、とも思います。世界はネットで拡がり、リアルは縮む、みたいな。

  Here,there,and everywhereはビートルズの初期の美しい、ある意味ビートルズらしい、大好きな曲ですが、いま、日本で具合の悪いらしいポールマッカートニーも自信作とのこと。

  ここでも、そこでも、どこだってキミに居て欲しいよ、みたいなラブソング♪

      ネットより、愛が世界を狭くするのかも・・・・