「官製メーデー」をぶっ飛ばせ♪ | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 今日から5月、今日は5月1日メーデーです。「労働者の日」としてのメーデーは、1886年5月1日に合衆国カナダ職能労働組合連盟が、シカゴを中心に8時間労働制要求(8-hour day movement)の統一ストライキを行ったのが起源。 1日12時間から14時間労働が当たり前だった当時、「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、おれたちの好きなことのために」を目標に行われました(Wikipediaより)。

 実に130年近く前の労働者と資本・政府の闘いの歴史であり、闘いによる獲得の記憶が刻まれた日ということです。

 闘うことにより獲得がある、ということであり、妥協し、譲歩し、屈服による「協調」では何も進展はなかった、という点が重要だと思います。

 よく言われることですが、資本の利害と労働者の利害は、階級的に非和解的に対立しているのです。
 
 近年ではいわゆるイザナミ景気2002年~2008年までの日本の資本にとっての歴史的にも最高だった「景気」の時代、労働者の平均給与は下げ続けられました。ダダ下がりで10%は下がってます。
 会社の景気をよくして給与もあげよう、っていうのは全くのウソです!会社の景気が悪くなったら給与を下げたり、リストラするのはホントですけど。

 非正規化、限定正社員制度、ホワイトカラーエグゼンプション、特区構想などなど全部、資本側に都合良く、労働者を飼い殺し状態にするための政策(アベノミクス)ですよ?

 その安倍首相を連合は、メーデー(4/26)に招くとは?!
首相曰く「経済を第一に『3本の矢』を進め、やっと回復しつつある。デフレ脱却しなければ賃金も上がっていかない。この目的達成には与党も野党もない」・・・まさに、ペテンですね。招く方も招く方だし、来る方も来る方だ。「官製春闘」「官製メーデー」なんて本質的に終わってます。
「残業代ゼロ反対!」のヤジが飛んだとのことですが、連合の組合員の怒りは当然。政府・資本が資本の手先を利用して労働者階級を必死に取り込みをしようと足掻いてるということでしょう。

 ウソとペテンの「官製春闘」「官製メーデー」なんてぶっ飛ばして、working classのためのメーデーを実現しましょう。これから集会に行きます♪