イメージ カテゴライズ | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 時々、「森川先生に離婚とかお願いしていいのでしょうか?」と尋ねられることがあります。要は、「(あんた、離婚事件、出来るの?)」ってことなのですが(泣)、紹介者が、私のことを「権力と闘う弁護士」などと紹介しているからで、そういうことをやっている弁護士はそれだけやっている、という「イメージ」があるようです。
 あと、「専門分野は何ですか?」という質問も結構、ありますが、それも「弁護士には専門分野が必ずある」という「イメージ」があるのだなあ、と思います。

 弁護士自身にとっては当たり前のことなのですが、「これしかやりません、これしか出来ません」という限定的な意味での専門分野というのは「街ベン」に基本的にはありません(比較的、多く携わる分野というのはありますが)。 

 いずれにせよ、例えば、「人権派弁護士」とか「左翼弁護士」とか、カテゴライズして(されて)、こういう弁護士は、こういうことだけやっている、みたいなイメージを持たれるのも、ちょっと飽きたなあ、古いなあ、と思います(「街ベン」と名乗ることもそういう要素を含みますけど)。
 カテゴライズ=範疇化というのは、他者がするもので、要は偏見だし、先入観ということですけど、そういうのってお互い「損」ですよね。

          対権力的な仕事や「刑事事件」だけでは、食べれません。

 だけど・・・こんな時代なので、徹底的に権力とも闘う、刑事弁護、それも東京地裁429号警備法廷で闘う公安事件を弁護士だからこそ、離婚でも、相続でも、賃貸借でも徹底的に闘いまっせ、あらゆる「戦略」と「戦術」を提供しますよ、という「イメージ」を持って欲しい、そういうことを「ウリ」(資本主義的ですけど)にしたいな、と思います。

 なんというか、「常識的な」カテゴライズで分類・整理されない「弁護士 森川文人」という「ブランド」ないし「イメージ」で弁護士としても生きていきたいと思います。
        とりあえず、何でもやるぜ、闘う意義がある限り、みたいな。

 誰でも、カテゴライズされない、その人なりの凸凹、つまり個性があるわけで、まあ、そういうところで「勝負」していきたいですね、解放的に♪