F2Fの重要性 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 実際のところ、かなりメールを多用します。最近は、電話よりもメール、ということも多いです。言った言わないにならないし、記録化が容易である、という利点があります。
 それでも、メールだけ、電話だけ、というのは、やはり厳しいと思います。面と向かって、話し合う(FACE TO FACE)の重要性は、「信頼関係」を築くことに不可欠でしょう。どんな仕事、人間関係でもそうでしょうが、弁護士の仕事には、とりわけ重要だと思っています。「信頼」「信用」「安心」などは、やはり、具体的に、現実に、人と会うということが必要なのだと思います。

 会って話して、わかることは沢山あります。それは、五感で捉えるようなことで、論理的ではなく、言葉で表し難いことも含まれるでしょう。しかし、人間の動物的な部分で「気配」や「身のこなし」などから伝わることは案外重要だと思います。

 裁判においても、基本的には証人には法廷に来てもらって、その場で質問に応じてもらわないと証言の信用性はチェックできないということになっています。これも、一種のF2Fです。

 「会ってみたら実物は違った」(良くも悪くも)という経験は誰にでもあるでしょう。もちろん、面白いのは、お互い様というところで、自分も会うことにより相手に伝わることが沢山あるという点です。
       信頼されるか。見透かされるか。波長が合うか。それっきりか。
 依頼を受けるに際して、会わないというのは、やはり考えられないし、途中でも、大事な局面では会わないわけにはいかない、と思います。いくら、ネットが発達しても、いや、発達すればするほど、そういうF2Fな具体的な繋がりは人間関係にとって重要になってきますよね、人間だもの♪