ミック・ジャガーの「salt of the earth(地の塩)」 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 ローリングストーンズの名盤『Beggars Banquet(乞食の宴会)』の最後に収められている名曲です。キース・リチャーズの歌から始まります。

 重労働者諸君に乾杯 貧しい生まれの人々に乾杯
 善いこと、悪いことのためにも杯を掲げ
 地の塩に乾杯だ
 下っ端の兵士のために祈ろう 彼らの骨身を削る任務を考えよう
 家の火を絶やさぬようにし まだ大地を耕している
 彼らの妻子のために祈ろう

 地の塩というのは、マタイ福音書5章に出てくるキリストの言葉「汝らは地の塩なり」というところからの引用のようですが、ビートルズにしても、ローリングストーンズにしても、この頃のイギリスのバンドは、労働者階級というのを無視できない、むしろ、仲間として意識せざるを得ないということなのでしょうか。

 首相が国際会議や国会で戦争への意欲を露わにし、あくまでも資本にとっての国家体制作りを露にしている今、「公共放送」と言われているメディアがその政府にべったりの今、子どもたちが使う教科書に、「尖閣諸島・竹島は領土」と明記して排外主義を煽る今。

 世界中のhard working peopleにとって、国の領土なんて実際、関係ありません。資本の為の戦争に「兵士」として動員され、殺し、殺される関係に仕向けられるだけです。

 世界中のhard working peopleと共に乾杯しましょう。hard working peopleの国際連帯で、戦争の時代を止めましょう。厳しい労働の非正規職、そして、hard working による過労死のない世界を目指しましょう。