「気持ちいいこと」を選ぶ | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 若気の至り(?)ですが、かつて、カブリオレ(オープンカー)に乗ってました。もちろん、長期ローンを組んで。
 カブリオレにしたいと話した時の、周りの反応は面白かったです。「東京なんて開けて走る場所ないじゃない」とか「夏は暑いし、冬は寒いよ」とか、「モノが飛んでっちゃうらしいよ」「実用的なもっといい車があるよ」とか・・・基本的に否定的なバイアスの意見や感想・・・。
 実際、その通りで、夏は頭のてっぺんが日焼けしそうだし、冬は寒いです。そして、風で話は出来ないし、紙類は飛び去っていく・・・。
 たしかに、「ちょっと違う」ことって、わからないから勇気いるときはありますよね。

 しかし、エイヤって、手に入れたら、思った通り気持ちよかった♪結局、13年くらい乗ったのですが、大満足でした。
 幌を開け放った、あの快感。桜並木、原宿のイルミネーションの中、神宮の花火大会の夜、親父を連れて行った迎賓館などなど・・・。
 そうでなくても、普通に走る時でも、都内でも、開けてました。明るくて気持ちいい、それだけで。
 これは、エレキギターを手にした時の感覚に似てますね。今は、違うみたいですけど、35年前は、エレキギターは、まだ、「不良」の匂いが残っていました。そういうものに惹かれます。

 しかし、天邪鬼なようで、自分としては、原則的というがラディカル(根源的)な感覚に沿っているつもりです。つまり、気持ち良さそうなことを選ぶ、という。
 まあ、そういうことが好きなんですね、割と。なので、眉をしかめられることも多々ありました(あります)し、当然、失敗やデタラメと評価されることもあります。「自分らしさ」という拘りもないので、面白そうなら試します、仕事でも、生活でも、政治でも。はみ出しがちですけど、枠っていやですよね。

 けど、案外、こういうことには首を突っ込まないというと自分で「枠」を設定している方は多いのではないですか? 是非、気持ちよくやってみたいことやってみて下さい。「枠」にとらわれずに、どんどん思ったこと言っちゃった方が気持ちいいですよ。
       私は、原発も戦争も非正規労働もない方が気持ちいいと思います。

           *写真は窪田勇さんが撮ってくれたものです。