久しぶりに東京タワーまで走ってきました。ウチの辺りから約5キロ、往復10キロのコース。
都会といえば、都会のコースですが、途中には、結構、こじんまりとした商店街があります。昭和な雰囲気の豆腐屋さんがあったり、蕎麦屋さんや、喫茶店、八百屋など・・。チェーン店ではない個人商店がまだまだあります。
東京は、坂が多く、上がったり下ったりする道を走ります。電車や地下鉄で移動するのとは違い、東京という街の姿が身近なものとして捉えられる気がします。
走りながら、いろんなことが頭に浮かびます。放射能はどうなっいるんだろう、戦争になったりしたらこの辺りの街は火事が延焼しそうだとかも考えます。
さて、この東京で暮らす私たちは、何をどう選ぶのか。今回の都知事選は、東京のローカルな争点だけではなく、原発やオリンピックをどうするかなど国政レベルの争点が政策で争われています。
安倍首相は、ダボスで日中の武力衝突の可能性を否定しないものと受け止められる発言をし(22日)、施政方針演説で「集団的自衛権」の行使の容認の示唆をする発言を行いました(24日)。もちろん、集団的自衛権の行使とは軍事・戦闘行為のことです。
選挙が全てではありません。しかし、首都東京に住む私たちの意思表示のチャンス、つまり、ドンドン軍事体制に向かう国政=安倍政権に対して、強烈なノーを叩き付けるチャンスではあります。
投票というのは、死票にならないような心理が働くので、自分が「いいと思う人」ではなく、「人気のある人」に入れる傾向があると言われています。しかし、人気やイメージで、この大事な局面の選択をするのは、まずいと思います。
大事なのは、「誰が選ばれるか」ではなく、「誰を選ぶか」です。マスコミの偏頗な報道に惑わされず、真剣に選びましょうね。
