生活保護受給者が、216万人を越えました(2013年10月)。「アベノミクス」など99%の庶民とは全く関係ないわけです。
韓国では、鉄道の民営化に反対するゼネストが始まり、カンボジアでも賃上げ要求のストライキ状況、そして、さらにイギリスでは、法廷弁護士(バリスター)が法律扶助削減に反対しての前代未聞のストライキに踏み切っています。
世界中で、99%側の不満が爆発する時代です。
そして、日本でも、私の周りで、二つの闘いが始まりました。
今週8日に日弁連の会長選挙が公示され、私たちの仲間である武内更一弁護士が立候補しました。
そして、さらに都知事選にも、私たちの仲間、そして、尊敬すべき弁護士が立候補することになりました。14日が記者会見で私も立ち会います。
そうしなければ、どちらも私たちの意思を体現してくれる選択肢=候補がいないからです。
このような激動な時代、はっきりと戦争反対、原発反対、労働者の権利を制限に反対を貫く、対決することを恐れない勇気のある人が求められていると思います。「調整」や「修正」ではない時代ではありません。
2人が立ち上がったという、その意思と行動。私たちにとって大きな衝撃を与えてくれました。実際、はっきりと勇気を持って立ち上がることは、厳しく、大変なことです。自分自身の主体的決断が問われています。2人の素晴らしい勇気に感謝します。そして、自らの闘いとして全力で支えます(日弁連会長選挙では私は事務局長)。
廊下の奥に何か不気味なものが立っている、そんな時代です。私たちの毎日の生活と政治が近づいてきています。
人生の選択と政治的選択。それぞれ大事であり、それぞれ正面から問われている時代。雰囲気やムードに流されず、本質を見て決めましょう。
