実際、戦争なんてリアリティないです。だから、「特定秘密」が「防衛、外交、テロ活動防止」とかって言われても、そもそも、関係ないし、興味ないからどうでもいいです・・・。
って、いうところなんでしょうか。このままでは、国会で特定秘密保護法が成立してしまいそうな昨今(22日閣議決定)。
戦争のリアリティが今の「世の中」に流通していないとして、しかしながら政府は必死にこの法律を求めている、つまり、国家の秘密というものを分厚く保護したいと考えています。なぜなら、「秘密が保てなければ国の安全が保てないから」という名目ですけど、本当でしょうか?
そもそも、政府のいう「国の安全」って? 戦争に負けるってことかな?
だったら、事前に特定秘密=軍事上の秘密がばれた方が、戦争できなくていいんじゃないの?
戦争ってリアリティはなくても、国がこれだけ準備しているということは、本当にやろう、やれるようにしておこうってことだと思います。実際、日本も過去にやっているという意味では実績というか前科もあり、再犯の可能性はあるといえるでしょう。
戦争や国家の秘密は、私たちの生活に関係がないのでしょうか? 国家の秘密が「増強」することによって、「本当に、ある日、気がついたら戦争だった」的状況が実現することが、より「リアリティ」が増すのではないでしょうか。そのとき、私たちの生活は戦争と関わらずにすませられるのでしょうか?
見ざる、聞かざる、言わざるでは、現実は済まないのだと思います。
私は、特定秘密保護法に反対です。
