何かを伝える、ということは、たしかに技術の問題でもあり、そのスキルを上げる努力は常に必要だと思います。
しかし、何よりも、伝えたい「中身」が大事でしょう。何を、誰に、伝えたいか。何故、伝えなければならないか。
昨夜、あるところで、私が伝えようとしたテーマは、一言でいうと「現実の共有」というところでしょうか。
テレビを見ているとわからなくなり、目の前の現実をお互いに伝え合い、共有し、そのうえで、どうするか。ともするとメディアや教育によるプロパガンダで目をそらさせられている今、いったん、「はみ出さないと」現実は見えないんじゃないか、というような提起を私がし、皆で、言いたいことを言い合う、面白い試みでした。
普段は集まらないような、年齢男女様々な人が、集まり、話をするということはそれだけで、画期的だし、刺激的であり、可能性を感じることだと思いました。主催のお二人に感謝です。
人と話すのは、面白いことです。常に学ぶべきことがある。大事なのは、ともかく話すということ。つまり、失敗しようが、まとまってなかろうが口にする、発信する、試みる、ということ。そうしない限り、始まらない。
なので、私が、とりあえず、口火を切って、「叩かれ台」を提示した、そんな夜でした。
