「親方、星条旗」の本格的危機 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 「自由の女神」は、ニューヨーク市の立て替えにより期間限定でオープンしているようですが、その他の政府機関は閉鎖して、職員80万人以上が無給で自宅待機のようです。
 アメリカ国家は、国債を発行、つまり借金をすることにより給与だとか社会保障費を支払っているわけで、この国債が債務不履行(デフォルト)になるということは、債務者としての国家の信用が「がた落ち」、ということでドル相場は急落し、世界中の市場に影響すると言われています。
 期限は、あと二日。発端は、通称「オバマケア」という国民皆保険制度への取り組みへの議会内の対立ということですが、自由診療のアメリカ(ニューヨークで盲腸になると200~300万円かかるらしい)では、製薬会社等資本側は、これまでもずっと反対です。
 そりゃあ、こんないい商売を簡単には手放したくないんでしょうね。いわば民営化の逆行なわけだし。
 ということで、「親方、星条旗」の信用丸つぶれに直面し、世界の市場は大慌て。一体、どうなるんでしょうね。
 しかし、健康保険制度だけは、アメリカじゃなくてよかったと思います。もっともTPPで、どんな影響を受けるか、もっとも危惧する点の一つですが。
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