消費増税は、庶民から収奪する手段 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

ブログの説明を入力します。

 しつこいようですが、国の方がさらにしつこいので、この17年ぶりの消費増税について再び触れたいと思います。
 とにかく、「仕組み」として、輸出大企業は消費税が「還付」されることになっており、2012年度も還付金の総額2兆5000億円、うち半分位は、った20社(!)に還付されています。
 これは、国の消費税による収入10兆円のうち、4分の一が輸出企業の還付に回されているということで、大企業優遇の「仕組み」それが消費税ということです。世界中、そういう「仕組み」のようですが、だからって納得出来ることではないでしょう。

  トヨタが儲かると、私たちが幸せになる、ということはないのです。

 実際は、中小企業のレベルで、きちんと消費税分を価額に転嫁することはこのご時世、困難です。例えば、町の電気屋さん、20万円のテレビは、消費税8%で216000円。20万円上限で購入を検討していた顧客相手にどうするか。まあ、お店側が「泣く」しかない、そうでないと売ることが出来ない場合も多いということです。やれやれ。

 1990年代半ばで、上位358人の世界最富裕層の純資産は、世界人口の下位45%—23億人—の所得の合計額と等しくなっていました。そして、さらに、その差=階級は拡がっているし、拡げるために、金持ちの使いっ走りの政府は奔走しているという訳です。

 増税→改憲→軍備拡張→子どもたちは戦場へ、ではやってられないでしょ?!

 政府が、私たちの代表として、いいことしてくれるなんて、全くの幻想。

          きちんと声をあげ、暴れないと♪
$御苑のベンゴシ 森川文人のブログ