半沢直樹の結末 「出向」には「倍返しだ! | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 話題の半沢直樹、最後は、出向でした。これは、明らかにストレートな出世コースではない、という意味ですよね。

 この出向というのは、今、トレンドのようです。朝日新聞(9/16)でも「真っ先に切られる即戦力」という小見出しの記事が載ってます。

「リーマン・ショックから5年、働く環境は様変わりした。相次ぐ「派遣切り」で批判を浴びた企業が派遣社員の採用を控え、代わりに、期間工らとともに出向が増えている。人手がないときだけ一時的に雇う「雇用の調整弁」の役割は、派遣から出向へと変わりつつある。

 国も後押しする。社員を出向・慰藉させる企業と、受け入れ企業とを結びつける公益財団法人「産業雇用安定センター」は12年度、出向などのあっせん成立が1万人を超え、発足した87年以降で最多になった。

 ・・・派遣よりも出向社員は身元がしっかりしていて、社会人としての基礎教育もできている。家族がいる人は簡単に辞めない。そんな企業の思惑をあえて受け入れ、働き続ける出向者たち。自動車業界などの好況が一段落して人が余れば、真っ先に切られる対象になる。社内失業者があふれ、追い出し部屋」で苦しむ人がさらに増えかねない。」

 

 前回のBlogでも書いたように、JR東日本から千葉鉄道サービスなどの子会社への「出向」を争っています。

 

 出向というのは、企業本位の仕組みということです。何が「雇用の調整弁」だ!そんな出向に対しては、「100倍返しだ!」という勢いで頑張りましょう。