60年代の新宿 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 サイケデリックで、ヒッピーで、フーテンな街、新宿。10.21騒乱の街新宿。実際、62年生まれなので、幼い頃とはいえ、新宿のそのような雰囲気は、子どもだった自分にも伝わってきました。何しろ、小学校に入る前に、グチャグチャと色を塗って「サイケ」という作品タイトルをつけたくらい。
 この地図には、今はなくなった懐かしい場所がたくさん載ってます。両親に時々連れてかれた紀伊国屋の隣の「オリンピック」というレストラン。ナポリタンが美味しかったような・・。今、世界堂がある辺りにあったレコード屋の「コタニ」。この間まであったのになあ。近くに「イエローサブマリン」というロック喫茶もあったよなあ。二幸は今はアルタ。懐かしいなあ。
 西新宿の輸入版レコード屋、ミラノ座にあったカレー屋、南口の場外馬券売り場・・・変わったなあ。

 街はドンドン変わります。しかし、新宿という街の持つパワー、混沌としてあか抜けなくて、猥雑で、うさん臭く、だけど、文化的でもあり、ともかくエネルギーの溢れている感じは、残っていくといいなあ。私の中には、脈々と新宿の血が流れている気がします。
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