意味するところは、決して、私たちに対する反日的なスタンスではなく、単純に、憲法改正や集団的自衛権の容認、ナチス授権法的構想などにより、再び、日本国民をして戦争動員に導こうという姿勢や原発再稼働の姿勢がはっきりしている自民党を、何故、選挙で選ぶのか、というシンプルな問いです。
自分が自民党を選択した場合と、そうでない場合では答え方は違うと思いますが、「私は選んでいない」では、答えにはならないと思いました。
私の答えは、「一つは、自民党支持層＝巨大資本の影響を受けたマスメディアのキャンペーンが成功してしまっていること（アベノミクス等）、選挙においてオルタナティブ（他の選択肢）が存在しないこと、結果、歴史的低投票率で、国民の大半は選挙をボイコットした中、選挙制度を利用して政権を維持しているにすぎない。多くの日本人は戦争も原発も望んでいないと思う」ということを伝えました。
ちなみに「パククネ（韓国大統領）はいいのか？」という私からの問いに対しては、「選挙で不正を行ったのであり、選んでいない。ゆえにソウルで数万人規模の抗議集会が行われ、３００人逮捕など大きな騒ぎになっている」ということです。
代表制民主主義による議会は、庶民を騙す為のおしゃべり小屋にすぎない、ということは、１００年前から指摘されていることですが、割と、「選挙制度」＝唯一の民主主義、みたいな確立してきた、これまたキャンペーンへの「信頼」が、世界中でガラガラ崩壊している様は興味深いです。
選挙制度をいじって（小選挙区制等）＋マスメディアの利用により、基本的に現政権は安泰です。いや、でした。
やってらんないぜ、という庶民の不満が、そんな選挙なんて待ってられない、みんなで直接動かそうぜ、というのが、今の世界の庶民＝９９％側のキブンなのでしょう。マスコミはそのキブンが伝播すると不都合なので扱いませんが。
さて、皆さんなら、どういう風に答えますか？
