「他人は他人 自分は自分」の世界 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 他人は他人 自分は自分、みたいな発想・価値観ってうんざりだなあ、と思います。「個人主義」っていうんでしょうか。利己主義ですか。あたかも、他人の「自由」とか「人権」を慮っているいようで、無責任というか、責任回避の思想。
 これは、支配するのに都合のいい思想であり、支配者の「洗脳」だと思います。
 昔は、もっと、助け合っていたし、おせっかいだったし、鬱陶しいけど、憎めない、みたいな関係があったでしょ、どこでも。
 でも、そうだと、人々は「仲間」を作ってしまうし、「連帯」してしまうし、「団結」して、力を持ってしまう。それは、支配には都合がすこぶる悪いわけです。エジプトも、都合が悪いんで、デモをいまさらながら「非合法化」しようとしています。すごいですね、支配に都合が悪いから、違法にするって。でも、法律の本質はそんなもんです。都合によって、支配に都合のいいルールを作ること、これが立法です。

 もっと、おせっかいでいいんじゃないかなあ、と思います。おせっかいな発想・思想。自分と家族のことだけ考えて行動していると結局、自分と家族のためにもならないと思います。

 いや、自己犠牲というのは、また、違う。それは、それで信用出来ないし、共感も長続きしない。自己の領域を拡大し、他人と溶け合うような社会。そんな感じでしょうか。
 自分は、自分、他人は他人、と考えている間は実現しないでしょう。ある程度、鬱陶しい人になろうと思います。
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