絶対にバンドをやるぞと勇んで高校(都立青山高校)に入学していて、待ち受けていたのは軽音ロック部の先輩方の「ロックな歓迎」でした。オリエンテーションで、他のクラブの先輩方が、一緒にやろうよ的な勧誘をする中、「先生にも睨まれるからやめた方がいい」「レベル高いから気楽に入んない方がいい」的な鬼のような反・勧誘をヘラヘラ行う見上&仙石先輩♩
しかし、我ながら素晴らしい(!)のは、それでも軽音ロックに入った唯一の新入生だったのです(その後増えましたが)。よほど、やりたかったんだなあ!
この二人の先輩はスターであり、その後、地理室で見たライブ(山藤バンド)のセンス、演奏力に完璧に打ちのめされ、ここで私の、ロックのカッコいいの「スタンダード」がほぼ確立しました。何しろ、16歳だもん、参りましたよ。
情報がない時代です、目の前の生の演奏が全てです。圧倒的な存在が身近にいる喜びとコンプレックスに挟まれながら、ロック人生が始まりました。
結局、この高校の軽音ロックの繋がりは、大学生になっても続き、SNSを介して、今に繋がるのでした。