今回の選挙の結果の捉え方もそうです。悔しがったり、喜んだり、希望を見いだしたり、危機感を抱いたりするのが当事者としては当然のことでしょう。
それとは、逆に、やれ、ネット選挙がどうのこうのという分析とか、妙に客観的な視点から、選挙を「現象」として眺めるスタンス。
弁護士の中にも、自己の主張を明らかにするべきではない、という方が若い方も含め少なからず居て、正直、辟易します。何故だかわからない。営業上得だから?
ホントにそうでしょうか。きちんと現実を読み取り、考え、意見をまとめることが必要なのではないでしょうか。たとえ、間違っていたとしても、です。
間違いは議論で正せばいい。ただ、意見を言わなければ、永遠に正されることはありません。もちろん、何か言うと叩かれるのが常。
山本太郎さんは、2年間、ずっと叩かれました。原発反対を明言したからです。なので、今回の結果は、非常に意味があるし、私は嬉しい。
一方、自民党の勝利により、改憲情勢に入りました。
改憲の軸は、都合良く、戦争出来る憲法に変える点にあります。
当事者として、この問題に取り組む必要があります。評論家ではいられません。原発も、改憲も、子どもたちの未来に直接的に、具体的に関わります。
それでも、ちゃんと考えている人、話が伝わる人、議論が出来る人が、たくさんいることがわかりました。
社会の当事者として、頑張って行きましょう。
