マスコミのスタンス | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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例えば、朝日新聞は、資本主義の代案は資本主義だけだ、というようなことを数年前に論説欄で明示しており、そのイデオロギーというのは、はっきりさせています。つまり、批判的スタンスとは言っても「体制内」であり、安全圏での批判ということです。
 ですので、ここ2~3年、世界で起こっているような民衆による体制を乗り越える、つまり革命的な動きに対してはあまり好意的に扱わないのは当然ともいえます。
 マスコミにとって「世論」とは、あくまで自分たちマスコミの報道であり、民衆の直接的な行動ではありません。マスコミの影響力があっての民主主義ということでしょうか。
 
 もちろん、民間としてのジャーナリズム、代表選出による間接民主制、それぞれ可能性があり、民主主義を構成するものですが、それで全てではありません。
 人々の声は、街にあふれています。直接、耳に届く声、そして自分の声に素直に耳を傾けましょう。
 ワールドカップの渋谷は取り上げても、山本太郎の街宣に3000人の聴衆が集まる渋谷の政治状況は取り上げない、それがマスコミだし、現実です。
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