基本的には、賃貸借で起こりやすいトラブルの説明、その中の典型である賃料滞納事案の解決方法、裁判→強制執行になった場合の現実、について話をさせて頂きました。
不動産オーナー=賃貸人さん側向けのセミナーだったのですが、弁護士というのは、賃貸人側・賃借人側どちらの代理人にもなります。離婚や近隣問題等でも同じです。
なので、結局、解決するためには、相手の立場でも考えて、問題の出口を探る、というのが現実的です、という話をしてきました。
実際、厳しい時代なので、庶民である賃借人が、賃料を滞納しがち、というのは当然です。
しかし、結局、賃料収入で成り立つ賃貸業としては、賃借人さんが元気であることが条件。一緒に生きていくしかないわけです。なので、お互い寄り添って生きる、相手の立場を考えるというのが、結局は得策になります。
というようなことを含め、お話ししました。今後は、リクエストもあった「相続問題」なども扱っていきたいと思います。
さらに、伝える、ということに磨きをかけたいと個人的には思っています。
