尾崎豊|十七歳の地図~心すれ違う悲しい生き様にため息漏らしていた
だけどこの目に映るこの街で僕はずっと
生きてゆかなければ…
人を傷つける事に目を伏せるけど
優しさを口にすれば人は皆傷付いてゆく♪~
あたしの場合、世代的には少しズレている。
でも高校生の頃のカラオケで彼の歌は結構歌っていた。
ただ学生時代はバンド活動に明け暮れていた
あたしにとって、当時、彼のようなピンの歌い手は
あまり興味を持たなかった。
あたしが入社した春に彼はこの世を去った。
あたしがちゃんと彼の音源を意識して聞いたのは
皮肉にもそれからの事だ。
単刀直入に言うと「好き」である。
でも好き嫌いは別れるんだろうな。
だからカラオケを歌うときも一応気を遣う(苦笑)
彼の無垢で純真な想い…、
だからこそ成長と共に苦悩する結末。
いずれも彼にとって”大人”という地位は、
居心地が悪かったに違いない。
3rd.アルバム辺りまではどれも好きだ。
中でも「傷つけた人々へ」は特に大好きで、
当時、青二才のあたしにとって彼の言葉は響いた…。
もちろん、他も数えきれない。
街の風景/はじまりさえ歌えない/十七歳の地図
/僕が僕であるために/SCRAMBLING ROCK'N'ROLL
/SCRAP ALLEY/ダンスホール/存在
/路上のルール/Forget-me-not etc.
今の若者に彼の歌は伝わるのだろうか?
彼の表現の1つ1つは今となっては無骨で暑苦しい。
悪い言い方をすればダサいともいえる…(苦笑)
ま、時代は移り行く。それも仕方ないのだろう…。
しかし誰が何と言おうと、あたしが彼に出会えた事を
嬉しく思う気持ちに変わりない。
回帰線|壊れた扉からP.S.
享年26歳。今思えば若過ぎる死ですね。
あたしもいつかは彼の残した言葉に共感した。
そして苦悩の内に彼が生きた年齢に追いつき、
ついには追い越してしまった…。
もうあの頃の様に人生を模索することはない。
飽きる程擦り切らせてしまったんだろう。
今は諦めにも似た境地の中に居る。…いや、
だからといって居心地は悪いわけでもないんだ。
しかし…そう思うのも、
ほんとは言い訳なのかもしれない(苦笑)
※2006.4.25の記事に加筆&訂正したものです