
今回は、「今の時期によりによってのディーゼル車」のお話をします。
VWの事件は・・・世界中の消費者に衝撃を与えただけでなく、ディーゼルエンジン製造メーカすべてに「なんてことしてくれたんだVW!」と叫ばせたと思います。
まあ・・・本当に首をすくめて震え上がっているのは、BOSCHでしょうけどね。
(今のところは、完成車メーカが前面に出ていて、タカタ問題のようなことにはなっていない。これからの各国調査によって、”このコモンレール直噴システムはどこのメーカー製だ?”という話になっていくはずです。)
さて、今回お題のマツダ デミオは・・・
実は既に何度も乗っていました。特にガソリン車の方に。
ま、でもこれだけディーゼル車が取り上げられている時流ですから、この記事もディーゼル仕様を中心に記述していきます。
プッシュスタート式のディーゼルエンジン車です。

すごく不思議な感覚になるのは、とにかく良くi-Stopシステムが働くことです。

でも、先日乗ったCX-5といい本当に「素早く再起動できるアイドリングストップ機構を備えたディーゼルエンジン車」です。
あとこの写真を見ると・・・「自動ブレーキ装備車」のようですが、まあ、それを必要とするような運転をしていないので、この写真を見るまで、装備されていること自体を知らなかったです。
今どき珍しく、CDドライブが装備されています。なんでだろう?(iPhone全盛のこの時代にわざわざ暑い車内にCDを持ち込む人なんているんだろうか?)

既に嫌な予感・・・・



いや~楽ちん楽ちん。これが普通なんですよ。これが当然なんですよ。
あの訳分からんジョグダイヤルシステム、一体何だったんですかねえ。
といっても、ナビゲーションソフトウエアそのものには、まだ難があって・・・
「AV」ってボタンを押してしまうと、呆然とします。
「どうやってナビ画面に戻ったらいいのか、全く分からん。」状態になります。なんだかね。なんでこのインターフェースで出荷できちゃうのかね。マツダ。
そうそう。
このハンドルデザインでおもしろいと思わされたのは、この形状です。

このハンドル、「縦に長い楕円状」のデザインなんです。
何か理由があるのだと思います。まあ私は・・・「ギリギリまで両手操作」をするので、「まん丸じゃない。」ことにすぐに気がついてしまったのですが、嫌な感じは受けなかったです。
何度かこのBlogで書かせていただいていますが、車両メーカは、ナビゲーションシステム等の電装品にお金(特にマツダのシステムは、明らかに”無駄な金”を投じてしまった。)をかけるのをやめた方がいいです。
ごく最近も、「車とインターネットを接続できるようにした」せいで、その脆弱性が暴かれてしまった海外メーカがあったでしょう?
「スマートフォン等情報端末にデータを渡すインターフェースを装備している車です。情報端末側からの要求には、ほとんど応えませんが、渡したデータをどう加工するかは、お好きのどうぞ。」とした方が、絶対に盛り上がるはずです。例えば、アクセル開度とか、Gセンサーの動きとかね。
「どこまでの情報を欲しいかは、毎月車メーカに支払ってくれる金額によります。ナビゲーション向けにジャイロデータが欲しければ、300円/月。燃費データまで欲しければ、500円/月。スポーツ走行用に各種Gセンサーまで欲しければ、1,000円/月」
「その車両にしか使えない電子インターフェース」に開発費を投じるよりも、「いかに所有者から金を巻き上げるか」にシフトした方がよっぽどいいでしょう?携帯電話会社がやっていることをまねるんですよ。
メーターは、どこかで見たデザイン・・・ああ、う~ん・・・

このメータ、少々気になることがあって・・・
デミオディーゼルを引き取ったときにお店の人にまず、謝られてしまったんです。
「あ、あのう・・・この車両、ちゃ、ちゃんと満タンにしたんですけど、どうしても燃料計が満タンにならなくて・・・ほ、ほんとです。信じてください。ホントに満タンですから。」
「ふ~ん。ま、時々あるよ。そういう車。走行中にちゃんと満タンになるんじゃない?」
な~んて言いながら、2日間ドライブしたんですけど・・・

ものすっごく大胆に満タン表示できません。どうなってるんですかね?このデジタル計。
アクセラと違って、左後方視界は、ごくごく普通です。

この車両は・・・・同じような大きさで、とにかくたくさん売れているあのホンダFitの方は、全く向いていないです。なんでそう思うのか?って?

このトランクルーム形状、スイフトと同じです。
「人と荷物をできるだけたくさん載せる」ボディ構造には、なっていないです。
「そういうことを望まれる人たちは、ホンダの車をどうぞ。」という態度。
実際、デミオを購入してみようと思っている人は、スイフトもぜひ乗り比べてもらいたいと思いました。特にデミオのガソリン車に乗るたびに。
先代デミオは、その軽さを強調するためか、若干接地感に乏しいところが見受けられたんです。
でも、現行モデルは、だいぶ落ち着いた車両の動きをします。この大きさの日本車では、「スイフトだけが持っている世界だな。」と思っていたのですが、この新型デミオもまた、良い振る舞いをします。
正直・・・トヨタ車でこのような大きさの車を選ぶ理由は全くなくなったなあと・・・・
まあ、モデルが多い上に全ての現行販売車両の時間が経ってしまっているのが、トヨタにとっては非常に不利だとは思うのですが・・・次回のモデルチェンジでも、追いつけるのかどうか・・・
ペダル類も、大きくてすごく操作がしやすいです。


コストダウン・・・といえば、この車両、少々気になるところがあって・・・
「ドアを閉めたときに軽自動車に乗っている気分になれるコンパクトカー」です。
全てのドアが、なんていうか・・・「パシャ~ン」と軽い音を立てながら閉まります。
このデミオという車両は、搭載するエンジンによって、相当キャラクターが変わります。
ディーゼルの方は・・・ガソリン車と全く振る舞いが違うんです。
CX-5と違って、車両の外でその音を聞くと、「明らかにディーゼル車だ」と分かるエンジン音なのですが・・・
運転席に座ってしまうと、全く静かで、気にならない。振動もしないし。
しかも、ガソリン車同様に普通にタコメータの針が上がっていきます。
20世紀の頃の常用ディーゼルエンジン車のように「ついついタコメータをにらめっこしてしまう。」ような加速の仕方はしないです。
ただ、この車両での加速は、「本当にきちんと両手でステアリングを握って」アクセルペダルを踏むべきだと思います。
今どき珍しく、トルクステアを感じることができるFF車なんです。
しかも、「アクセルを踏んで、即座にトルクが立ち上がってくる」車両なので、漫然とした運転姿勢なんて、絶対とらない方がいいです。
あれなんかよりも、こっちの方が、全然「ツキ」がいいです。
車両全体の動きも、ガソリン車よりもディーゼル仕様の方が、全然しっかり感があります。
なんていうか・・・全くの別物。同じデミオのボディなのに。外国の車、特にドイツ車に乗っているような感覚になります。「外国の車と、車両の動きが本当によく似ている」と思わされる日本車に初めて乗りました。
「次の車は、外車にしようかな。」なんて思っている人にぜひ乗ってみてもらいたい車です。
すごく良いですよ。デミオディーゼル。
ああ、そうそう。
今話題のVWの事件の件ですが、マツダの財務と特許管理担当者殿は、よ~く事件の推移をwatchしておいた方がいいです。
ひょっとしたら、マツダだったら、VWを救ってあげることができるかもしれない。
いや、救って・・・ではなくて、東洋の小さな自動車会社が、トヨタと共にごくごく最近まで世界NO.1を競っていたメーカを手に入れることができるかも。
マツダの人たちは、ロータリーエンジンの特許料でどれだけ苦しめられたのか、大先輩達のご苦労をよく思い出すことです。
そういえばあのロータリーを開発した会社・・・その後、AUDIに組み込まれたハズ・・・
ま、手をさしのべるにしても、「酸素吸入装置を切られた水槽の魚が、口をパクパクさせて、浮き上がって来るまで」上から眺めているべきだと思いますよ。
マツダディーゼルの特許料は、「1台○円で、末代まで」ということで。
燃費は、ガソリン車が15.3km/litter
ディーゼル車が、29.6km/litterでした。






















































































