

早稲田50-22筑波
昨日の試合は連携がもうひとつで、そこに付随したエラーが比較的多かった。
筑波のライン攻撃はなかなかの脅威で、点差ほど楽な内容ではなかったが、
早稲田5連勝で対抗戦首位。
FWの強化整備は着々と進んでいる。
5下川(4年)、8丸尾(4年)のクオリティは流石に高い。
7村田(1年)は攻守に気の利いたプレーをみせる。
そして、しなやか。相手タックルをずらせる。スペースにボールを運ぶ能力がある。
愚直にタックル、ボールを持ったらクラッシュするフランカーが
早稲田には多いのだけど、村田はそこに当てはまらない。
以前活躍した豊田将万タイプだな。これからが非常に楽しみ。まだ一年生。
大学選手権の組み合わせを確認してみた。
日程に余裕があり、そして、対戦相手に比較的恵まれる対抗戦1位が優位に間違いない。
狙いたいところだけど、宿敵(慶應・明治)との対戦が残っている。
次は23日に慶應と対戦。
慶應のフォワードは強いと思う。
魂のタックルも本物ならロースコアの接戦になりそうだ。
フォワード戦が勝敗の行方を左右する試合になる。
今季は応援観戦いけるのだろうか。
1月2日の準決勝あたり、かな。
11/1日 ラグビー関東大学対抗戦
昨日、大学ラグビー以上に気になって仕方なかったのが、ボクシング。
井上尚弥 VS ジェイソン・モロニ―
WOWOW加入していないので、生観戦は諦めていたものの、
それでもとYouTube開いたら、LIVEで観れた。
4R、プレッシャーをかけ続けて井上優勢。
5Rの右ストレートでマロニーがふらつく。この一撃が試合をほぼ決めた。
6R左でダウンを奪うと、7R強烈な右ストレートでとどめ。
難敵マロニーを圧倒した井上。
恐ろしいほど強い。
これまであまり見なかったアッパーカットを何度も突き上げていたのも印象的。
次はハードパンチャーで荒っぽいカシメロかな。
マロニーとは全く異なるタイプのこれまた難敵だ。
井上を挑発し続けているカシメロ。
マロニー戦みて、怖じ気づかなければいいけど(笑)
対抗戦も中盤へ。明日、注目の二試合が行われます。
早稲田-帝京
明治-慶應
前半戦を終え、帝京の充実が光る。
早稲田・明治・慶應・筑波が続く展開。
コロナ禍でチームの仕上りは差があるはずなので、
ここまではあまり関係ないだろう。問題はこれから。
早稲田のプロセス。
10月11月はフォワードの強化、加えてディフェンスの整備。
ベースの構築を終えて、バックスの本格的強化へ。得点力のアップ。
怪我で離脱中の期待のルーキー伊藤も
スタンドオフ・センター・フルバックのどこかでメンバー入りしてくるだろう。
メンバー観察すると、帝京は関西出身者が圧倒的に多いのだな。
早稲田は付属・関東・九州勢で大半を占める。
明日の帝京戦。
僕の見どころはスクラム・ブレークダウン・ディフェンス(特にハーフ団)。
フォワードが互角に戦えるか。仮に大劣勢なら今季は厳しくなるが、
おそらくそれはない。好ゲームになるだろう、きっと。
昨年のチームも対抗戦の出来は決してよかったわけではない。
むしろ精彩を欠いていた印象。
相良監督の最強のプロセス第二弾に期待しよう。
早稲田大学ラグビー部監督・相良南海夫さんの著書。
忙しくて読めてなかったけど完読。
木本建治さん、清宮克幸さんの復活本も書棚から引っ張り出してみた。
すべて長く低迷していた早稲田を復活させた際の著作。
相良さんは木本さんや清宮さんのような強烈な個性を放つわけではないけど、
その情熱と信念は二人に負けず劣らず。
相良さんが監督になって、明らかに試合内容が変わった。
選手が躍動し、多くの胸に焼き付くゲームに出会えた。感謝。
三人の共通項はディフェンスかな。
早稲田のタックル、早い出足と集散。ここに尽きるのかも。
2020年度シーズンが今日開幕する。
齋藤はじめ主力が何人も卒業したけど、
プロップ二人が残ったことは大きい。ここは強み。
連覇の鍵はディフェンス・タックル。
特に新たに起用される選手たちのそれが鍵を握る。
強固なディフェンスを構築し、11月12月で肉付けしていってほしい。
復活より連覇のほうが難しいぞ。
加えて、昨年は早稲田・明治の二強だったけど、
今年は帝京・天理が加わる図式。
ハードなシーズンになるけど、逆に楽しみだ。