第3表は「週間サービス計画」といって、

一週間のサービスの予定が時間ごとに

分かるような様式になっています。

いつどんなサービスが提供されるのか、

よくわかる様式で、私は好意的に

捉えています。

 

サービス事業者にとっても、

自分たちのサービス以外に

どんなサービスを受けているのか、

よく分かるものになっていると思います。

 

この様式には介護サービス以外にも

家族の支援を書いたりすることで、

どの程度のサービスが必要なのか、

分かるように工夫します。

また、ご本人の日課を書く欄が

設けられています。

 

また、週間サービス以外のサービス

(ショートステイや福祉用具など)も

書く欄があります。

 

担当者会議をする際などは

この第3表を見てもらい、

サービスの一覧を説明してから

進めていくと理解を得やすいように

思いますね。

お盆の間に日曜日が来ていて

1回飛ばしてしまいました(汗)

ケアプラン第2表の続きを書きます。

 

 

第2表の構造はどうなっているかというと、

「日常生活における課題(ニーズ)」

 ↓

「長期目標(達成までの期間)」

 ↓

「短期目標(達成までの期間)」

 ↓

「サービス内容」

 ↓

「サービス種別」

 ↓

「事業所名」

 ↓

「頻度(その期間)」

という感じです。

 

この中で私は、「長期・短期」目標は

問題があるんじゃないだろうか、

ということをブツブツと主張してきたわけですが

じゃあ、どうするかというと

 

実にカンタンで

目標の欄をなくす、ということです。

 

「日常生活における課題(ニーズ)」

 ↓

「サービス内容」

以下同文ということです。

 

はじめに考え方を言いますが、

課題を解決するために

サービスを使うわけですから

シンプルにそれを書いてしまえば

良いのではないか、ということです。

 

この考えには間違いなく反論が来ると思います。

一番考えられるのは

「目標を定めないことには

ダラダラとサービスを提供して

しまうことにはならないか」

ということだと思います。

ゴールを定めるのは医療の世界でも

よく見られるものですね。

リハビリや癌治療とかでもそうですが

どこまで治療(リハビリ)をするのか

患者さんと話し合って決めるというものです。

 

私は「日常生活の課題(ニーズ)」のそれぞれに

①解決する ②維持する ③先延ばしする

の3つのゴールを考えておけば

良いのではないだろうか、と思うのです。

 

もし、「長期目標」・「短期目標」を

設定するとしたら、それは

ケアマネ及びサービス事業者側が

別途考えておくようにするのはどうでしょうか。

もちろん、意識がしっかりしていて

明確な目標が持てる人には当然

相談しながら決めれば良いもので

すべての人にそれが当てはまらないと思うから

こんな提案をさせてもらったわけです。

 

あ~、こんなことを書くと私は

「ふだんから目標を適当に決めてるな」

と思われてしまうでしょうね(苦笑)

日常生活の課題のひとつひとつに

「長期目標」・「短期目標」を設定するのは

「労多くして功少なし」という

お話の続きです。

 

お年寄りは「喪失体験」を数多く経験して

これからもそうなる可能性のほうが高い、

だから「向上していく」という方向の

目標を立てるのは向いていない

のではないか、ということを

前回は書きました。

 

2番目の理由としては、

こんなことも考えます。

 

目標というのは自分で自覚して、

自分で目標に向けて頑張る!

と決意して、初めて有効なものだと

思っています。

 

子供に、夏休みの宿題を

いついつまでに終わるように

目標を立てさせても無意味、

ということを、ついこの前も

痛感しました(苦笑)

 

建前では、ケアプランは

「ケアマネジャーが

勝手に作るものでなく、

本人・家族と一緒に作るもの」

となっていますから、

プランの一つ一つを

本人は承知している。

当然、目標も分かっている、

という理屈になるんですが、

実際はどうでしょう。

 

「分かりやすい言葉で

目標を立てよう」という指導を

されたこともあります。

なるほどそれも分かりますが、

それですべて解決といきますか?

 

認知症の人など、どうしますか。

「判断力の衰えた人でも目標を持たせて」

ということが、いかに残酷なことだと

気付かないのでしょうか。

 

そもそも明確な目標を自分の中で掲げて

それに向かって毎日を生きている、

なんて、皆さんもやっていますか。

そうやって生活している人は

本当に意識が高い人だと思います。

なんとなく日常を過ごしている人も

私を筆頭に少なくないはずです。

 

「目標を立てる・そこにむかって頑張る」

というのは、そういった意味でも高齢者の

ケアマネジメントには向いていないと思うのです。

 

以上、ケアプラン点検を受けるたびに

思うことを述べさせていただきました^^

 

 

では、第2表はどうあるべきか。

次回をお楽しみに。