日曜日は先週で終わったと

思っていたら、なんと大晦日が

日曜日でした(笑)

 

みなさま、大晦日は

いかがお過ごしでしょうか。

我が家はいつもどおりの

自宅で新年を迎えます。

 

どっちみち、やるんだから

早いうちに年賀状を書いたり

大掃除をしたりすリャあいいのに、

今年もこの2日間で一気にやってしまい、

今、ようやく座れたモードです。

 

今年はどちらかというと、

プライベートで忙しくしてましたので

来年は仕事でも忙しい年になれば

いいなあ、と思います。

 

 

 

…浜ちゃん、今年は

エディー・マーフィーか(笑)

 

それでは皆様、よいお年を!(*^▽^*)

前回はこちら。)

 

Aさんの担当になって約半年。

会ったばかりの頃のAさんは

(誰だ、こいつ)みたいな顔をしつつも

ぶっきらぼうにあいさつしてくれたけど

だんだんと発語も少なくなってきて

話しかけても視線をこちらにむけるだけで

一言どころか、声も発さず

すぐに下を向いてしまう。

 

まだ、受け入れてくれてないのかな。

それとも、来てくれる身内もいなくて

淋しいのか。

 

さて、秋は食欲の秋だというのに

なんで食べれなくなるんだろう。

発熱したのをきっかけに

ごはんが食べられなくなり、

この秋も入院することになった。

 

入院して2~3日後のこと。

お見舞いに行くと、ギャッジアップで

ごはんを食べているAさんを見た。

 

「熱も下がったし、どうしてでしょうね」とナース。

バイタルに異常はなく、只、元気だけがない。

食事も自分で食べられず、食べさせられていた。

 

一口、二口、口をつけただけで

いつまで経っても食べられないので

すっかりごはんも冷めてしまって

下げるしかなかった。

 

食べられないとサ高住に帰られないどころか、

甥の言うように、あの世へ逝っちゃうよ。

 

ストレートにそんなことは言えないけど、

そういう思いを込めて、Aさんの手を

布団から出して、そっと握手してみた。

Aさんは目を開け、こちらを見て

すぐにまた目を閉じた。

 

しばらくすると、Aさんの握る手が

だんだんと強くなっってきた。

意外と手に力が入ることに驚いた。

やがて、少しずつ力が抜けていく。

しかしまた、ぐっと力を込める。

 

強く握って、だんだん弱くなる。

5回続いた。

 

その間、Aさんはときどき目を開けた。

ボクがどんな顔をしてるか窺うように。

 

(なんだろう、試してるのかな)

 

…どうしてここにいるの?

…もう遅いし、帰りたいんでしょ?

…何で手を握る?

…いつまでいるの?

 

何をどう思っているのか、

ボクには窺い知れないけれど、

Aさんは試しているような気がして、

その場から離れられなくなった。

 

たぶんきっと、淋しいんだよ。

 

Aさんには悪いけど、

正直な気持ち、Aさんが

不憫に思った。

だれもいないから

せめて自分だけは

できるかぎりAさんの

そばにいよう。

 

(終わり)

ここ数年、ケアマネとしての話、

あんまり書いてなかったけど、

今日はちょっと書いてみようかな。

うまく書けるかな?

 

今はサ高住で暮らしている

おばあさんなんですけど、

近くの身内というのは、町内に

実兄の息子、つまり甥がいるだけ。

あとは、みんな県外に住んでいる。

若いころに結婚したこともあったけど、

スナックを始めたことで、

それが大変繁盛したもので、

仕事が楽しくなってしまい、

離婚してしまったらしい。

子供はなく、自由気ままな

生活を送っておられた。

 

糖尿病とそれにともなって脳梗塞を

発症し、一人暮らしができなくなった。

糖尿病というのは厄介な病気で

動脈硬化が進んでいるから

さほど重篤ではないが

脳梗塞も2回、3回と繰り返した。

 

ケアマネの前任者から聞きそびれてしまって

どういう経緯で始まったのか知らないけど、

この人には社会福祉士の資格を持つ成年後見人がいる。

だから金銭の問題は心配することはない。

みんな後見人さんが適切にやってくれる。

経済的なことを考えても、

サ高住で暮らし、外部からの介護サービスを

受けるとかなり高額になるために、

特養などの介護保険施設も

選択肢に入れてはどうか、と

周囲が提案するも、

後見人さんは「慣れた人たちと一緒に

暮らすことを本人も望まれているので…」と、

可能なら住まわせてあげてほしい、という。

お金なら使いきれないほど

ありますから、と、

若い頃から蓄えていたお金が

今の彼女の生活を支えている。

 

そのことを良く思っていないのが、

実兄の息子の甥だ。

死んだあとは自分が面倒見る代わりに

本人の資産をすべて自分が相続するように

遺言書を書かせている。

だから、なるべく資産を遺したまま、

できるだけ早く逝ってほしいのだ、

と思う。

 

どうしてそんなふうに思うのか。

 

それは、彼女が入院するたびに

「婆あは、もう逝くかなあ」と

悪態をつくそうだ。

直接その言葉を聞いたわけじゃないが、

病院の看護師さんから何度か聞いたのだ。

(続く)