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このブータンという国。調べてみると、ヒマラヤ山脈のふもとにある、インドと中国に挟まれている小さな国でした。
土地の広さは九州ぐらい。人口は70万人弱とのことですから、岡山市と同じぐらいですね。
この国で幸福度調査をしたところ、97%もの人々が「自分は幸福である」と感じているという結果が出たそうです。
ブータンの正式名称はブータン王国と言い、チベット仏教を世界で唯一国教としている国です。
主産業は農業で、国内総生産(GDP)の43%が農業によるもの。1965年に西岡京治という日本人が国際協力機構から農業技術者として派遣され、ブータンの現在の農業の発展に尽力しました。
産業はこの農業の他、観光業、ヒマラヤの斜面を生かした水力発電による電力をインドなどに輸出して外貨を獲得しています。
さて、ブータンの国内総生産(GDP)は、世界第158位と決して高くないのですが、医療費、教育費は無料に近いそうです。
そのためか、小学校の就学率は最近になり9割を超え、識字率(文字が読める率)も上がっているとか。また平均寿命も63歳ですが、近年、著しい伸びをしているそうです。
とまあ、インターネットでブータンのことを調べて見たんですけど、現在は経済成長の途中に位置する国のひとつなのかな、と思います。
日本が40年くらい前に経験していた歴史を、今ブータンが経験している、ということです。映画「always 3丁目の夕日」の如く、です。
しかし、海外の情報などがインターネットなどで得ることができ、都市部の幸福度が下がってきている、などということもあるそうで…。
ただ彼らには、経済大国と言われて行き詰まっている国々の例を反面教師にすることができますし、仏教が篤く信仰されているだけに、「物の豊かさ」だけに目を囚われてしまうこともないかもしれません。それとも、欲深い人間の心は宗教心を上回ってしまうのか…。
ちなみに、ブータン国王が示した「国民総幸福量(GNH)」の指標は4つの柱になっているとのこと。
・持続可能で公平な社会経済開発
・自然環境の保護
・有形、無形文化財の保護
・良い統治
これはブータンの国の政策を考えるときの指標にもなるそうです。
単純に経済が発展することが国民の豊かさ(=幸せ)ではない、とブータンは認識している、ということで、すぐさま日本を後追いする、ということはならないかもしれません。
気候、風土の影響からか、ブータン人は日本人にとても良く似た風貌をしているそうです。また、仏教が盛んで人々の中に根づいているところも似ています。
また先の西岡氏の経済協力の事例の他、1986年に国交を樹立して以来、皇室・王室間の交流も盛んで、ブータンは大変な親日国ということも分かりました。
「福祉は北欧を見習え」とよく言われますが、我々日本人の幸せを考えるとき、同じアジア人であるブータン人とブータン王国の動向にも目を向ける必要があるかもしれませんね。
(続く 。)
写真はブータンのの子供たちです。





