「日本ケアマネジメント学会第10回研究大会」から、

今日は、大会長の田中滋慶応大学大学院教授の

お話を。




田中滋教授は、この度の介護保険法改正の論議の

もとになった「地域包括ケア報告書」をまとめられた

委員会の委員長。


同じ名字でありながら、もちろん私など

及びもつかない^^;大先生であります。


この田中教授が今大会の大会長をされ、

大会長講演ということで、お話しされました。


この時のお話と介護系の情報が載っている

新聞の記事を元に、”地域包括ケアシステムとは

いったい何だ?”というお話を書きます。




関係者でない方にはあまり面白くない

話かと存じますm(_ _ )m




教授によると、地域包括ケアシステムとは一口に言うと、

「『住まい』がベースにあり、その上で『医療』、『介護』、

『福祉』、『保健』を継ぎ目なく連続的かつ包括的に、

日常生活圏域内で提供される体制」です。




…ほら、全然面白くないでしょ(笑)


興味深くしていくには、相当かみ砕いて

いかなければなりません(汗)




教授によると、「『住まい』は基本的に自分の力で

確保すべきもの」。特養のようにケアと一緒に『住まい』

があることはおかしいと言っています。


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つまり、今後特養などで行われるケアサービスは

”外付け”にしたい、ということです。

ヘルパーさんや訪問看護さんが特養の利用者へ

サービスを行うことになるかもしれません。

デイサービスだって、特養へ迎えにいくことも

あるかもしれません。


この話を発展させると、在宅サービスに定められている

支給限度額が特養利用者などにも適用され、

住まいや食事に対する費用は施設で自由に決められる、

という可能性があります。実質値上げになるかもしれません。


━─━─━─━─━─線以下は、

私の想像ですので、実際はどうなるか分かりません。


これだけでは全体は分かりませんが、

長くなるので、続きは次回にします。


続く。



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さて、少しずつ「第10回日本ケアマネジメント学会」

のことを書いていきましょう。


まずは開会あいさつで厚生労働省の課長の

あいさつがありました。


学会があった6月16日の前日、15日に介護保険法改正法案が可決され、来年4月1日に施行されることはご存じの方も多いと思います。


内容はというと、「24時間対応で行う「定期巡回・随時訪問対応型訪問介護看護」」、「訪問看護と小規模多機能型居宅介護を同一の事業所で運営できる「複合型サービス」」といった新しいサービスが始まりますが、厚労省のあいさつでは「今回の改正は地味な改正」と言いました。


なるほど、私もそう思いました。


なにせ、前回平成18年度の改正では、要介護者と要支援者のケアマネジメントやサービスを分けた「新予防給付に伴う介護予防ケアマネジメント」、要介護状態にならないための「地域支援事業」、グループホームや小規模多機能型居宅介護は市町村が管理する「地域密着型サービス」、介護サービスを民間が調査・公表する「介護サービス情報の公表制度」、市町村に設置された相談機能である「地域包括支援センター」などなど、華々しい制度改革があった、という印象があります。


それだけ混乱した、という側面もありますが(苦笑)


それと比べると、今回はなんとも地味な改正であるな、というのは納得できます。

厚労省は今回の改正についてそういう印象を持っているわけです。


そして私は、その言葉を聞いてこう思いました。

「もう制度はいじりようがないのではないか?」ということです。


過去から現在までのパッチワークのようにつぎはぎしてきたところの矛盾をメンテナンスしなければならないとは思いますが、高齢者介護のサービスの(仕組み)については、ほぼ出尽くしてしまっているのではないか、と思いました。

では、なぜこんなに問題があると思われているか、というと、ひとつは(中身)だと思います。


つまり、自立支援が可能となり、尊厳を守ることのできる(サービスの中身)が今ひとつなのだ、ということです。それはもちろん、私のようなケアマネジャーのケアマネジメントについても同じだと思います。


このことは、記念講演でお話しされた岡本祐三氏(国際高齢者医療研究所)もおっしゃっていました。「ケアの方法論、ケアマネジメントの標準化モデルを作るべきだ」と。




他には(財源)も問題だと思いますが、これは経済の問題も影響してくると思いますので置いておきます。


中には「使いにくい制度だからダメなんだよ」と怒られる方のご意見も理解しないわけではないんですが、少なくとも私は、まずは自分の力のなさを疑ってみることだけは失わずにいきたいと思います。


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学会も無事に終わって
帰途に着くところです。


と、その前に羽田空港の国際線ターミナルに用もなく、やって来ました(笑)

少し前に話題になった「江戸なんとか」は
平日だったせいか、閑散としていました。

それまでは、みなさん、良い週末をV(^-^)V