(前回は>>>こちら。)



何とかレジをすませるところまでは

来られた、おじいさんとおばあさん。



しかし、来た道を帰らなければ

家に着けません。



しかし、おばあさんには、おじいさんを

おぶって帰ることなど、とてもできるわけが
ありません。







途方に暮れている2人の姿を見て、

声をかけてくれる2人組がいました。



おばあさんが事情を話すと

その人たちは両腕を抱えるようにして、

スーパーの玄関のところまで

連れていってくれました。



買い物の台車にしがみつき、

両脇を抱えられているおじいさんの

後ろをついていったおばあさんは

その姿を見て思わず、

笑ってしまったそうです。







「でも、あの人らがおらんかったら、

どうしとったでしょうな」とおばあさん。



ベンチにへたり込んで、2人で

「もう来られんな」と言いあいました。



そして、しばらく休憩したあと、

タクシーを頼んで帰ったそうです。







そんな話を聞いてから、

1年くらい経ったでしょうか。

おばあさんはおじいさんを置いて

心筋梗塞で亡くなりました。



朝、起きてみたら…と

いうことだったらしく、


「最後の言葉も聞けずに」と、
息子さんは悔やんでいました。







それから1年。この日、

おじいさんが亡くなりました。



おばあさんが亡くなったことを

いつもいつも、言っていました。



「『おれを置いては死なれん』て言っとったに」

が口ぐせになっていました。






70年近く連れ添って、1年間だけ離ればなれに

なってしまったけど、今ごろ、あの世で

再会していらっしゃるでしょうか。



いえ、あの世とこの世で離ればなれに

なっているように思っても、ふれあえることは

できなくても、おばあさんはずっとおじいさんの

そばにいてくれたような気がします。

 

入院中に何度か、「おばあさんが出てきた」

という、夢の話を息子さんにしてたそうですから。





そして、おじいさんはおばあさんと再会して、

1年分の話をしているんでしょうね。


あのとき、2人で冒険をした話も。




「おばあさん、また、行ってみたいなあ」

「おじいさん、私はこりごりだけえ^^」





正しいケアマネの歩き方  ~ケアマネタマゴが贈るケアマネ道!~-ブログランキング にほんブログ村 介護ブログ ケアマネージャーへ

先日お亡くなりになったおじいさん。

1年前に亡くなったおばあさんの

後を追って逝かれたようでした。



要介護3のおじいさんと、

要支援2のおばあさん。



二人を担当させていただいていました。

とても仲の良いお二人でした。



その昔、おばあさんからこんな話を

聞いていたことを思い出しました。







その日は二人ともデイサービスがお休みの日。

どちらが言いだしたか忘れてしまったけど、

近くのスーパーに2人で買い物に行ってみよう、と。



近くの、とはいっても、元気な人が

歩いても、ざっと1時間以上はかかる道のり。

そこで、町が運営するバスを使うことに。



デイサービスのフロア内を、老人車でようやく

歩くことができるおじいさんにとっては、

バスに乗って、スーパーで買い物をするのは、

それは、それは大変なことです。いっぽう、

重い心臓病を患っていたおばあさんにとっても、

買い物とおじいさんの見守り、2ついっぺんに

やることは、そうとうな負担だったことでしょう。



でも、季節は風薫る5月。

ぽかぽか陽気も手伝って、家でじっとしている

ことがガマンできなかった様子です。







家から10数㍍ほどのところに

バス停はあります。



息子さんに時刻表を見てもらって

バスが停車する時間に合わせて

2人は家を出ました。



家の階段よりもちょっとだけ高い

バスのステップも、このときは

うまくクリアできました。



「ああいうときって、力が出るもんだねえ」

と、笑うおばあさん。



ふだんは寝てばかりで、何もせず、

おばあさんに頼りっきりのおじいさん。

自分でもできるのに、靴下を履かせてもらったり、

お茶をベッドまで運んでもらったりすることも

たびたびでした。

でも、このときばかりはおばあさんを気遣って、

脇を通り過ぎる乗用車に気をつけるように

目を配っていた、といいます。







細い道も通れるように、こぢんまりとした

町営バスにコトコトゆられながら、2人は

車窓から見える景色をながめていました。



あっちこっち寄り道しながらスーパーに到着した

バスから、2人は降りました。



開店したときに、息子さんに連れて行って

いってもらって以来のスーパーでした。

物珍しさも手伝って、足どりの軽いおじいさん。



しかし、やがて店内を一回りもすると、

「もう動けん」と、一歩も歩けなく

なってしまいました。



(つづく。)



あした、後編です^^

   ↓↓↓           ↓↓↓
正しいケアマネの歩き方  ~ケアマネタマゴが贈るケアマネ道!~-ブログランキング にほんブログ村 介護ブログ ケアマネージャーへ

みなさん、『総合診療医ドクターG

っていうTV、知ってますか?

職場の人から聞いて、先日初めて見ましたけど、

あれ、すっごくおもしろいですね^^







私が見た回は、「48歳女性。

おう吐が止まらなくなって、

病院にやってきた」という話でした。



この女性の問診を始めて、

いろいろな検査をして、

病名を当てる、という

そんな番組です。







出題者(ドクターG)は、

大学病院で臨床をしている医師。



回答者は3名いて、これまた各地の

臨床現場で活躍する若き有望な医師たち。



(トンチンカンな推理したらマズイな^^;

みたいな緊迫感を感じて

それがちょっとドキドキします^^



そりゃそうですよ、放送を見た患者さんから

「先生、ダメでしたね」なんて言われたら

医師のプライド、失墜ですからね(汗)







さて、番組はこんな感じに進みます。



患者がおう吐の症状を現すまでの

再現ドラマが流され、また、出題者の

ドクターGからいろんなヒント

(症状、検査結果)を与えられ、

そこから病名を推理します。



ドクターGと若き医師たちの

推理合戦ですね。



はじめはいろんな病気を疑い、

本人の訴えや検査結果などから

少しずつ病気を絞り込むあたりは、

ドラマで事件の犯人を絞り込む刑事、

さながらですね^^



医師たちの、そんな思考過程を

知ることができるっていうのは、

「目からウロコ」でしたし、また、

回答者の推理する病気をひとつひとつ

解説してくれるところなど、ちまたにある

医療・健康番組以上に(分かりやすい!)と

膝を叩いてしまいました^^



「冷や汗をかく」ということが、どんなに

恐いことか、初めて知りました^^







放送は毎週木曜日、午後10時から。

再放送は翌週木曜日の午後4時です。



NHKのまわし者じゃないですけど、

これ、絶対オススメです^^



「総合診療医ドクターG」の

ホームページは>>>こちら。



ほ~ら、だんだん見たくなってきた~(笑)

   ↓↓↓           ↓↓↓
正しいケアマネの歩き方  ~ケアマネタマゴが贈るケアマネ道!~-ブログランキング にほんブログ村 介護ブログ ケアマネージャーへ