私の勤めているケアマネ事業所は

診療所併設なんですが、

親せきや知り合いからちょこちょこ

介護の相談があったりします。


1週間前にも、幼なじみの女性から

こんな相談を受けました。




75歳の女性。3か月前に

脳梗塞で、現在は右片麻痺が

残っている状態です。


一人暮らしということもあって

入院している総合病院からは

「施設を探したら」と言われています。


実はこの女性、私の幼なじみの

お母さんでした。


「家に帰りたがっているし、

施設に入れるのは可哀想。

どうしたものだろうか」

という相談だったのです。


こちらの診療所は、

女性の実家の町内ということもあり、

ちょっとでも家に近いところで

もう少しリハビリをしてもらえたら、

ということなのでした。




「事情を先生に話して、転院することも

できるかもしれんけど、家には帰れるの」


一人暮らしの女性がこのまま家に戻っても

果たして暮らせるのだろか。


彼女はちょっと考えたあと、

「私が家に戻って看てあげようと思う」

と言いました。


「本当?なら、先生に聞いてみるわ」

と言って別れました。


彼女は隣町に嫁いでいて、

夫と高校生になる娘がいます。


嫁ぎ先を空けて実家に戻って

母親を介護するなんて

本当にできるのかな?

と半信半疑でしたが。




(つづく。)

ひさしぶりにすごい認知症の人を

担当することになりました。


最近は、認知症の早期発見・早期治療の

キャンペーンが功を奏しているのか、

認知症が大変で困ってから相談が来ることは

少なくなってきている気がしますね




奥さんと2人暮らしのご本人。

症状が現れて約10年、誰にも相談せずに

家で看ていたそうです。

近所ではうわさになっていたそうで、

時々、地域包括支援センターから

介護サービスの利用を勧められていた

そうですが、奥さんは受けつけず。




「最期まで私が面倒をみます」と。




しかし、最近、ご本人が奥さんに

手を上げることがふえてきて、

恐くなった奥さんからSOSが出て、

今回の利用になったわけです。


さっそく毎日デイサービスを計画しました。

慣れない環境ですから、混乱を招かないように

奥さんと下見を兼ねた見学をしていただき、

利用が始まってからも担当者を決めて

マンツーマンのように関わってもらいました。


奥さんが

「この人、まだ現役の気持ちでいるから」

と言われるので、調子を合わせて。


「君はどこの支店だね?」

「○○支店の××です」

「初めて会ったかな?」

「そうです、私のほうは

支店長のことを、うわさで

よ~く存じておりますが

「そうか、よろしく頼むよ、

わっはっは」


といった感じです^^




1週間ぐらい経った頃でしょうか。

デイサービスに行った時、

こんな話を聞きました。


「この間、『支店長!支店長!』って

声をかけたら、

『私はもう引退してるから』って

言われちゃったんですよね~」




認知症のことが書かれたある書物に

「過去に戻ったような言動のある人は、

現実の辛さから逃げたいという心理が

はたらいている」と書かれていたのを

思い出しました。


現実の辛さから逃げる。逃げて、

自分が一番輝いていた時代

戻ったような振る舞いをする。


たとえば、女性ならば、

子育てをしていた時代。

男性ならば、会社の社長。


まったく忙しくて大変だけど、

社会や家族に必要とされていて、

自分が一番輝いていたあの時代に…。




現実と折り合いがつけられなくなって

混乱し、衰えて、迷惑をかけている自分が

情けないと思って、

まわりからも軽蔑や叱責や無関心の態度を

とられてしまって。


昔に戻ってしまわざるを得ないほどの辛さって、

どんなだろう、と考えると身震いします。




「私はもう引退したから」と言われたご本人は、

(なんとなく、ここにいてもいいのかな)という

気持ちになってくださったのかな、と思いました。


「よくぞ、ご無事に戻って来られましたね!」と、

私は思わずご本人の手を両手で握りしめていました。





「なんだい、お前は~!」と言われてしまいました(笑)

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ざわわわ~~…。





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ずうぉ~~ん。





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ふぁあああ~~~~。














擬音だけで

ブログを書くのは難しいですね。

とっても疲れました(笑)








不定期更新の謎のブログ。


あるところによると

謎でも何でもないという

話もありますが(苦笑)






今日はタネあかしをしたいと思います。






第1話で紹介した種まき。

「ひまわりの種」でした。





私の地元で

「鳴り石の浜プロジェクト」

というものがおこなわれています。

有志による町おこしの一環で

県内外でも話題になっているんですが、

このたび、

「鳴り石の浜にひまわりを植えよう」

という企画がありました。


そのひまわりというのが、

ただのひまわりではありません。





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「はるかのひまわり絆プロジェクト」というのは、

今から10数年前に起きた阪神大震災で

犠牲になった小学生のはるかちゃんが

亡くなった場所に、その年の夏、

大輪のひまわりが咲いたことから、

このひまわりで命の尊さを考えたり

震災を風化させたりしないよう、

全国で「はるかのひまわりを育ててほしい」と

始まったものだそうです。


全国各地で、この「はるかのひまわり」が

育てられているそうですが、この

「鳴り石の浜」に届けられた種は、

2年前の東日本大震災で被災地となった

陸前高田市で育てられたひまわりだそうです。


阪神大震災と東日本大震災の

2つの大きな震災で被災された方々の

思いが込められた重みのあるひまわりの種。





「この種を育ててくれる人を捜しています」。





この働きかけに、

いても立ってもいられなくなった私は、

すぐに連絡して自宅で種をまきました。





(種まくの、時期的に遅いかな…)と

思わなくもなかったですが、

あれから2ヶ月。





「はるかのひまわり」が

しっかりと大地に根を張って

大輪の花を咲かせた姿を

どうぞ、ごらんくださいませ。
















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いやあ、写真で見るだけでも

元気が出るなあ(ひとりごと)





ひまわりの黄色と緑の葉っぱ。

そして、青い海と空。

実際、本当に素晴らしい景色ですよ。






うわさによると、某TV局で

毎年、夏に24時間ぶっ続けで

おこなわれるチャリティー番組での

放送もあるとか、ないとか。


もし、放送を観られた方は、

(あのブログの、か)と

思い出していただければ幸いです。





そして、

「はるかのひまわり」に込められた思いが

多くの人に伝わって、元気や勇気や思いやりが

いっぱいあふれるこの国になることを願い、

このシリーズを終わりにします。






長々と、ご清聴ありがとうございました^^v

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