結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ -37ページ目
挙式でおこなう指輪交換。

私は特に自分がお手伝いをする、
人前式の新郎・新婦さんとの
打合せの際、思わず聞いてしまう
ことがあるんです~。
それは・・・
「結婚指輪
すんなり入りますか?」
結婚指輪は、日常生活で身に着ける
ものだけに結構皆さんピッタリサイズで
用意されています。
何故こんなことを思わず聞いて
しまうのかというと・・・
指輪交換の際ちょっとした
ハプニングが起こりがち
だからなんです。
前日ギリギリまで睡眠時間を削って、
あれやこれやと追い込みをかけての
結婚式準備。
やっと迎えた結婚式当日。
ゲストの皆さんに見守られながら
おこなう指輪交換。
緊張で手が震えたり、
さらには予期せぬ”むくみ”で
指輪が上手く入らない・・・
なんてことが起こりがちなんです~。
指輪交換の際、
手の震えやむくみ等で、
上手く入らない時。
定位置まで指輪を
はめてあげようとするほど、
何とも言えない空気が漂います。
やがてはゲストの失笑が漏れてくる・・・
ということもあるんです。
(それはそれで
ほんわかしてよいのですが、
この失笑に新郎・新婦さんは
ますます焦ります)
そこで私が打合せの際、
新郎・新婦さんに提案している、
指輪交換をスムーズにするための
対応方法があるんです!

1・事前に二人で練習をしておく
2・指輪交換の際は
指を床と並行になるように
差し出す
3・上手く入らない場合は、
関節のあたりまではめる
(あとは自分でさり気なく
定位置にずらす)
当日挙式リハーサルができる会場でも、
指輪交換のシーンだけを重点的に
練習できる時間は中々取れません。
できるだけ素敵なシーンにしてほしくて
思わずこんなこともお話しています。

そして、新婦さんは指輪交換の際、
左手首に右手をさり気なく添えると
手元がより綺麗に映えますよ!
これから結婚式!という
新郎・新婦さん。
こんな余計なことを心配している
司会者がいたなぁ・・・と、
心の片隅に留めてもらうと
お役に立てる話かもしれませんよ~。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


結婚式に特化したスピーチレッスンを
している私。
受講者さまの中に意外と多いのが
「早口」な方。

ご本人が自覚している場合もあれば、
普段はそこまで早口ではないけれど、
緊張すると早口になる方など、
意外と多いものです。
そんな早口な方に、
「意識してゆっくり話してみてください」
とはお伝えするものの、
ぎこちなくなったり
意識がそこに向かなくなると
途端に早口に戻ったりもします。
そこで私が伝えているのが、
「離れた人に伝えるように
話してみてください」
という意識づけです。
ちょっと想像してみてください。
あなたは少し遠くに離れた人に対して
話しかけようとしています。
そんな状況では、
自然と声が大きくなって
話すペースもゆっくりに
なりませんか?
まさにその感覚なんです!!!
なので、大勢が同じ空間に集う
結婚式のスピーチをはじめ、
複数の人に向けて話す場面では、
【一番後ろにいる人に伝わって、
かつ聞き取れるように話す】
ようにすることで、
早口はかなり軽減できます。

プラスアルファの意識として、
【言葉を確実に聞き取ってもらう】
ように話をすることも、
有効です。
緊張から早口になる人ほど、
一生懸命それを改善せねば!と、
努力をするものの
上手くできないと感じる方も
と~っても多いんです。
早口でなければ
聞き手にとっても聞き取りやすくなり、
ひいてはあなたの話にしっかりと
集中して耳を傾けてもらえることに
繋がっていきます。
ということで、
早口が改善できる方法のまとめです。
・一番後ろにいる人に伝わって、
かつ聞き取れるように話す
・言葉を確実に聞き取ってもらう
ゆっくり話そうとして、
かえってぎこちなくなってしまう方には
ぜひ意識してもらいたい
おススメの方法ですよ~。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。


先日司会をした披露宴。
新郎さんのお母様の出で立ちが
ものすっごく素敵だったんです。
一般的に結婚式でのお母様の装いは、
【黒留袖】という方がほとんどです。

もちろん中には洋装で
ドレスをお召しになる方も
いないわけではありません。
そんな中で背中の開いた
イブニングドレスを
見事に着こなしていたお母様。
素材の良さが一目でわかる
黒のロングドレス。
ところが後姿は・・・
腰のあたりまで背中のラインが
綺麗に見える開き具合。
てっきり
「そもそもおしゃれな人」
だと思ったのですが、
新郎・新婦さんの中座中に上映した
プロフィール映像。
そこに映っていたお母様。
新郎さんの小さい頃の写真は
まるで別人でした。
思わず披露宴後、
新郎さんのお母様に
あまりに素敵なドレス姿に
目を奪われたことをお話しました。
するとこんな話をしてくれたんです。
『こういうファッションを
取り入れられたのは
50代になってからなんです。
自分は何が好きなのか、
自分はどんなファッションを
身に着けたら自然体でいられるのか。
そういうことがわかったら、
息子の結婚式であっても
「私はこれが着たい!」
と思って迷いなくこのドレスを
選んだんです。
新郎の母らしくないですよね』
【自分は何が好きなのか】
それがわかっているからこそ、
TPOに合わせながらも
自分の着たいものを
迷いなく選び取ることができる。
私が目指していきたい、
大人の女性のあるべき姿を
垣間見た気がしたんです。
新郎さんのお父様も、
おしゃれなタキシードの出で立ちで
お母様と並んでいると
本当に素敵なご両親でした。
はからずも司会をしながら、
自分を知ることがいかに大切かを
目の当たりにした時間でした。
今は結婚式での服装も
色んな捉え方や考え方があるので、
見ていてとっても勉強になります。
今日は私が思わず「素敵!」
と思った、新郎さんのお母様の
結婚式の出で立ちの話を
綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。


昨日ご紹介をした、
マイクスイッチが入っているかどうか
確認する際にやってしまいがちな、
①マイクを叩く
②マイクに息を吹きかける
をしなくても確認できる方法。
私自身も実践している、
音響さんに教えてもらった
確認方法を2つご紹介します。
①話してみる
「えー」「あー」といった、
端的に出せる音を出して確認する方法。
スピーチ中の不用意な
「えー」「あー」は、
聞き手にとっては気になってしまいますが、
話し始めのマイクのスイッチ確認のために
する行為としてはマルなのです!
②「ガリガリ」ひっかく
ほとんどのマイクが、
音が入る部分は金属の網部分です。

この部分を爪で「ガリガリ」と、
ひっかくという方法。
①でご紹介した声が出せない時に、
こっそり確認したいなんて場合に
超絶有効な確認方法ですよ~。

いかがでしょうか?
最近は、カラオケでマイクを使う機会もあり、
マイクを扱うのが特別なことではなく
身近なことになっていますよね。
身近に使えるものだからこそ、
マイクの特性を少しでも知ってもらって
取り扱いに愛を持ってもらえると
めちゃくちゃ嬉しいです。
ちなみに、
マイクにとって衝撃は天敵なので、
私は司会台でマイクスタンドがない
場合には、
トーション
(サービススタッフさんが使用している布巾)
もしくは
自前のハンドタオルを敷いて
その上に優しくマイクを置いていますよ~。

若干マニアックな話に
なっちゃいましたが(笑)
マイクを取り扱う際に、
お役に立てる話であれば嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。


ウェディング司会者の私にとって、
仕事の相棒ともいえる存在。
それは・・・マイクです!

本当にこれがあるおかげで、
滞りなく進行ができる
大切な商売道具。
だからこそ私は、
マイクを私はめちゃくちゃ
大切に扱っています。
そして披露宴では、
新郎・新婦さん、ゲストも
マイクを使う機会がありますよね。
色んな立場の方がマイクを
扱う際に、
「これはおやめくださ~い」
と心の中で思うことがあるんです。
突然ですが、
あなたはマイクを使って話をします。
いざ、
マイクの前に立つ
もしくは
マイクを手にした
その後に、無意識にしちゃうこと
ってありますか?
きっと多くの方は、
「スイッチが入っているかどうか」
「音がちゃんと出るのかどうか」
って気になったりしますよね?
でね、
多くの方がその確認をしたいために、
やりがちな二大巨頭がこちらなんです。
①マイクを叩く
②マイクに息を吹きかける
その光景を見るたびに、
マイクが結構繊細なものであることを
認識している私は、
「お~や~め~く~だ~さ~い~」
と声に出さずとも
ドキドキしちゃうんです。

なぜ、
マイクを叩いたり、
息を吹きかけることが、
よろしくないのか。
・マイクを叩くと・・・
振動がマイクに直に伝わります。
するとね、とっても大きな低音が出て
最悪の場合アンプやスピーカーを
壊してしまうということがあるんです。
・マイクに息を吹きかけると・・・
↑と同様に大きな音が出て、
機材にはめちゃくちゃ負荷がかかります。
もちろん、
マイクを叩く・息を吹きかけるを
数回したところで、
すぐに壊れるということはありません。
しか~し、その行為が積み重なると
いずれ何かしらの不具合につながる
ものなんです。
だからこそ、
マイクの取り扱いに愛を
持ってもらえたらすごく嬉しいです!

『じゃあ、どうやって音が出るのか
確認すればいいの?』
っていう疑問が生まれますよね。
もったいつけるようになりますが、
「これを知っているとスマート」
という確認方法は、
明日ご紹介しますね。
とにかく、マイクスイッチ確認のために、
①マイクを叩く
②マイクに息を吹きかける
こちらはマイクのためにも
ぜひ避けてあげてくださいね。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。



