披露宴で多くのゲストの振る舞いを
見ている私。
以前司会を担当した披露宴。
新婦さんはマナー講師でした。
新婦側主賓卓は、
全員がマナー講師。
当たり前ですが、
皆さん所作が美しかったんです!
特にそれが際立っていたのが、
乾杯の振る舞い。
グラスを目の高さにあげて
『乾杯!』と発声した後、
その後グラスをテーブルに置いて拍手。
この動き。
テーブルの方全員が綺麗に揃っていて、
本当にエレガントでした。
ちなみに、乾杯のこの振る舞いは、
マナー的にも完璧でした。
(皆さんマナー講師だから当たり前ですが・・・)
結婚式のようなフォーマルな場では乾杯の際、
基本的にグラスを合わせないのがマナーです。
これもちゃんと意味があるんです。
『結婚式という場で、
グラスを合わせてヒビが入るのは
縁起が悪いから』
ということから、
こういったマナーが基本なんだそう。
私もベテランホテルマンさんにこの話を
聞いて初めて知った身なので、
偉そうなことは言えないんですけどね。
とはいえ、グラスを合わせないのは
あくまでも「基本的」という注釈がつく話。
あくまでもその場の雰囲気を大切にするために、
グラスを合わせることもあり得ますよね。
その辺は臨機応変でよいそうです。
ただし、
シャンパングラスは華奢な作りなので、
【グラスが軽く触れる程度に
乾杯をしてもらいたい】
ということでした。
美しい乾杯の振る舞いをされる
皆さんの姿に刺激を受け、
それがきっかけでベテランホテルマンさんに
乾杯のマナーについて教わることができました。
「品性はさり気ない動きに表れる」と、
すご~く学びになった時間でした。
興味を持って見聞きしていないことが
まだまだたくさんある私。
本格的にマナーを学びたくなっちゃいました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。