声の届き方 | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

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ウェディング司会経験数1000組以上。
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

先日ちょっとショックなことがあったんです。

 

 

披露宴が始まる前。

 

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司会台で集中して進行の確認をしていた私に、

会場のスタッフが声を掛けてきました。

 

 

その時とっさに出た「はい」という返事。

 

 

私は本当に無意識にしていた返事なんですが、

声を掛けてくれた方に

「ごめん。なんか怒らせちゃった?」

と言われたんです。

 

 

もちろん、怒ってはいないので、

すごく集中していた状態で声を掛けられたので

返事の声が直球で届いてしまっただけだと

思わずお詫びすることになっちゃいました。

 

 

「無意識って怖いわぁ~」と痛感したのと共に、

私自身の声が特に【一対一】だと

直球で届きやすいことにあらためて気付いて

自分でちょっと引きました(笑)

 

 

意識をすると、

人はそれぞれの場面や状況によって

声の出し方、話し方の抑揚を

変えることができます。

 

 

それによって声の届き方や伝わり方は

自ずと変わってくるんです。

 

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とはいえ、

自分の声は見えるものではありませんよね。

 

 

そこでわかりやすくイメージができるのが、

声を「ボールに見立ててみる」という方法。

 

 

私の大好きな野球で例えてみますね。

 

 

ピッチャーがマウンドから、

キャッチャーのミッドをめがけて

ボールを投げるという光景を

想像してみてください。

 

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今回私が無意識にしてしまった返事は、

ボールが一目散にミッドに向かっていった

【直球】

 

 

この【直球】は

きちんと意識をしていれば、

目の前の相手に伝えたいことを

声でしっかり投げることができる

一番伝わりやすい方法です。

 

 

その逆として考えられるのが、

【失速】

 

 

ボールを投げたものの、ミッドに届かず

途中で落ちてしまう・・・

これは声が小さくて相手に届かない場合に

起こりえる状況だと思ってください。

 

 

わかりやすく【直球】【失速】と、

ボールに見立てて声の伝わり方を

表現してみましたが、

なんとなくイメージは伝わりましたかね?

 

 

特に「物腰の柔らかい人」と評される人の

声の出し方は得てして【失速】に

なっているケース結構あるんですよね。

 

 

普段の雑談レベルの話し方であれば、

声が相手に届く前に【失速】してしまっても

さして問題はありませんが、

人前で話すといった状況の場合は

肝心な伝えたいことが伝わらない・・・

なんていうケースも出てくるはずです。

 

 

・話し方が怖い→【直球】

・声が小さい→【失速】

 

 

ちょっと極端な分類ですが、

自分の声の届き方を時折見直してみると

色々発見することがあるかもしれないですね。

 

 

今回の私は

話し方が怖い→【直球】

になっていました。

 

 

無意識の状態での話し方。

あらためて気をつけなきゃと、

初心にかえることのできる出来事でした。

 

 

あなたの声はどんなふうに届いていますか?

 

 

考えてみるきっかけになれば嬉しいです。

 

 

本日も結びまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

 

 

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