昨日は、キリスト教式の誓いの言葉を
ご紹介しました。
今日は、神前式での誓いの言葉
について綴っていきますね。
神前式での誓いの言葉は、
《誓詞奏上(せいしそうじょう)》
です。
誓詞奏上とは・・・
神様に対して新郎・新婦さんが
結婚を誓う言葉を読み上げる儀式です。
各神社さんによって、
定型文のみ用意しているところ、
いくつかの文例から選べるところ、
オリジナルで用意できるところ、
とそれぞれあるようです。
そして、基本的には誓詞を
読み上げるのは新郎さんで、
新婦さんは自分の名前のみを
読み上げます。
神前式での誓いの言葉となる、
誓詞は3つの構成となっています。
①結婚の報告
「私たちは今日を佳き日と選び
〇〇(挙式をする神社・式場名)の
大前で結婚式を挙げました」
など、まず今日どこで結婚式を
挙げるのかを読み上げます。
②夫婦の誓い
「今後は神の訓えを守り、
愛情と信頼をもって
互いに愛し合い苦楽を共にし、
明るい家庭を築いていきます」
この誓い部分に関しては、
それぞれの誓詞で違いが出る部分です。
心を込めて誓いの言葉を読み上げる
ことで、神様にも気持ちが伝わる
大切な箇所です。
③締めの言葉
「何卒幾久しく(いくひさしく)
お守りください。
令和〇年〇月〇日
新郎〇〇 新婦〇〇」
新郎さんのみ誓詞を読み上げた場合は、
ここで新婦さんはご自身の名前のみを
読み上げます。
堂々と誓詞を読み上げる
新郎さんの姿を見て、
隣にいる新婦さんが頼もしさを
感じたという話を、挙式後の
新婦さんから聞いたことも
たくさんあります。
神前式は「堅苦しい」と
思われがちだったりもします。
しかし・・・
誓詞で二人の誓いを読み上げたり、
新郎・新婦さんと参列者で
神酒を酌み交わしたり、
神様の前で大切な方達との
一体感も味わえ、和やかな空気に
包まれる儀式でもあります。
ということで、今日は
神前式の【誓いの言葉】
についてご紹介しました。
明日は、私が一番関わっている
人前式の【誓いの言葉】
をご紹介しますね！
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。
