結婚式に来てくれたゲストへ、
感謝の気持ちを伝える謝辞。
披露宴のラストに新郎さんから、
お礼とこれからもよろしくお願いします、
という思いを伝える大切なシーンです。
司会の打合せでも、新郎さんから
「何を話したらよいですか?」
というご質問をよくいただきます。
今日は、私が新郎さんに伝えていることを
ご紹介していきますね。
そんなご質問をいただいた時には、
「謝辞は、
出だし・本文・結び
で用意するといいですよ!」
とお伝えしています。
・出だし
冒頭のあいさつから始まり、
ゲストや親御様へのお礼を伝えます。
・本文
これからの結婚生活への抱負や、
可能であれば結婚式当日に感じた思いを
盛り込めるとなおベストです。
・結び
あらためて、ゲストや親御様への
結婚式当日最大級のお礼とともに、
今後のご指導などをお願いして
締めくくるとよいです。
これらを1〜2分でまとめておくと、
安心して当日を迎えられますよ!
できれば話す内容を暗記できているのが
理想ではありますが、
他にも気遣うことが山盛りなのが結婚式。
謝辞の暗記にばかり気を取られて、
結婚式当日を楽しめないのは
本末転倒です。
不安であれば、あらかじめ用意したものを
内ポケットにしのばせてそれを読むのも
まったく差し支えありません。
私は必ず新郎さんに、
「謝辞がしまる一言」
も合わせてお伝えしています。
それが…
【結びになりますが】
という締めくくり前の一言。
特に全編アドリブで謝辞に臨む場合には、
この一言さえ出れば、グダグタにならずに
何とか締めくくれます。
ついつい「最後に」と、結婚式における
忌み言葉を発さないための抑止力にも
なります。
私は、たくさんの新郎さんの謝辞を
聞いてきました。
ご本人的にうまくいった、
いかなかったはあるにせよ、
『素直に感じた想いのつまった言葉は、
必ずその場にいる人たちに届きますよ!』
と微力ながらのアドバイスをしています。
ちなみに・・・
【結びになりますが】
の締めの一言は結婚式のみならず、
おめでたい席でのスピーチの
締め言葉に最適!
覚えておいて損はないですよ~~~。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。
※↑いつもブログのラストに書いている
この一言も、「最後」と言いたくない
私のヘンなコダワリです(笑)