心に残る手紙 | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

ウェディング司会経験数1000組以上。
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

私が結婚式の中で最も愛してやまない

【花嫁の手紙】

 

 

先日司会を担当した新婦さんの手紙の一節が、

心に残る素晴らしいものだったんです。

 

 

この新婦さん。

小学生の頃ご両親が離婚をされて、

以来お母様が女手一つで育ててくれました。

 

 

手紙の中に、

こんなエピソードが盛り込まれていました。

 

 

中学生の多感な頃。

 

 

自分の気持ちが上手く言葉に表せず、

イライラをお母様にぶつけていた新婦さん。

 

 

ある日の夜。

 

 

お母様を傷つけるとんでもない暴言を

吐いてしまったそう。

 

 

お母様はひとしきり話を聞いてくれた後、

まるで小さな赤ちゃんをあやすように

抱きしめてくれたんだそうです。

 

 

【大人になった今でも忘れることのない、

 私が愛された記憶です】

 

 

この時のことをこう表現されていました。

 

 

きっとそこには気の利いた言葉は

なかったのかもしれません。

 

 

聞いているだけでその時の情景や、

新婦さんの感じた心の機微がありありと

わかるその一言にグッときちゃいました。

 

 

ただただ、抱きしめてくれたお母様。

 

 

その時のことを【愛された記憶】と

素直な一言で伝えられた新婦さん。

 

 

お母様も涙を流しながら

新婦さんの手紙に耳を傾けていたのが、

凄く印象的でした。

 

image

 

きっとこういう過去のことは、

新婦さんもお母様も覚えていても

あらためて互いに口にする機会は

そう多くないかもしれません。

 

 

感じた思いとと共に、それが今の自分に

どれだけの力を与えてくれているのか。

 

 

それを、結婚式という大切な人生の節目で

言葉にして伝える。

 

 

いつでも伝えられそうで、

照れくさくて伝えられないこと。

 

 

それらを思い出と共に伝えられる力が

花嫁の手紙には宿る気がするんですよね、私。

 

 

色んな新婦さんの人生の一端に触れることのできる、

唯一無二のひと時。

 

 

自身が体感したことを言葉にすることこそが、

花嫁の手紙の醍醐味かもしれませんね。

 

 

あらためてそんなことを実感した、

印象に残る一節でした。

 

 

結婚式ってやっぱりいいですね!

 

 

本日も結びまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

 

 

《花嫁の手紙関連記事》リボン花嫁の手紙・上手く読むよりも大切なこと
リボン花嫁の手紙・おススメの便箋
リボン花嫁の手紙・書き上げるベストタイミングはいつ?

 

宝石赤結婚式のスピーチに特化したレッスンをしています
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチのご案内

宝石赤私の監修したお役立ち記事がゼクシィに掲載されました ぜひご覧ください!
[プロが指南] 緊張しやすい彼でも大丈夫な【新郎謝辞】のコツ
【面倒くさがりの彼へ】最低限の準備&内容でビシッと決める“新郎謝辞”テク

宝石赤お問い合わせはこちらからどうぞ
お問い合わせフォーム

宝石赤プロフィールはこちら
塩沼亜紀 プロフィール

宝石赤ショップチャンネルにキャスト(進行役)として出演しています
出演スケジュール

宝石赤SNSのフォロー大歓迎です
InstagramInstagram