披露宴結び。
新郎さんからゲストへ感謝の想いを
伝える謝辞。
先日司会を担当した新郎さんの謝辞が、
聞いていてと~ってもあったかい
気持ちになって、
思わず聞き入ってしまいました!
そう思えた一番の理由は・・・
各テーブルのゲストに向けて
感謝の気持ちを伝えていたから。
こんな感じで伝えていました。
『新婦の大学時代の友人の皆さま。
妻からはいつも、
「私は本当にいい友達に恵まれた」
と、色んな話をしてくれます。
今日あらためてお会いすることができて、
妻が話していたことが心から
理解できました。
これからも引き続き、妻のよき友として
変わらぬお付き合いをよろしく
お願いいたします』
『私の職場の同期の皆さま。
入社以来、皆それぞれ部署や勤務地も変わり、
こうして揃って会うことができませんでしたね。
久しぶりに皆さまに直接会うことができて、
しかもお祝いをしてもらえたこの時間は
私の宝になりました。
みんな!最高だぜ!ありがとう!』
この他にも、友人、親族とそれぞれの
テーブルの皆さまに向けて、
メッセージを話していたんですよ。
もうね・・・どのゲストも前のめりで、
しかも笑ったり、涙を流したりしながら
新郎さんの言葉に惹きこまれていたんです。
意外とこういう謝辞って、
できそうでできないことなんですよね。
もちろん事前に、どんなことを話すか
新郎さんが準備をしっかりしたからこそ、
できた印象的な謝辞ではあるものの、
あらためてこの方法は、
「この場に集っているゲストに
より深い想いが伝わるなぁ・・・」
ってしみじみ感じちゃいました。
お一人お一人との思い出は、
語りだすととんでもない時間を
要するかもしれません。
でも!
こんな風にそれぞれのテーブルごとに
向けてメッセージを伝える方法であれば、
新郎・新婦さんとの関係性も
垣間見ることができて、
より深くメッセージを伝えることが可能。
私が常々、謝辞をはじめ
結婚式でスピーチをする際には、
例文にとらわれずに「自分の言葉」
で話すことの大切さを感じているからこそ、
この新郎さんの「想いを伝える謝辞」は
本当にパーフェクトでした!!!
同じ空間に身を置いていて、
本当に幸せな気持ちになっちゃいました~。
こういう時間を共有させてもらえると、
ますますもってウェディング司会の仕事は
楽しすぎてやめられません!
ということで今日は、
より深い想いが伝わる謝辞について
綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。