先日披露宴のお開き後に、
列席していた方から声を掛けられました。
「私も色んな方の披露宴に出席しているんですが、
あなたほど笑顔で楽しそうに司会をしている
司会者さんを見たことがありません。
本当に結婚式が好きで、新郎新婦の幸せを
祈りながら仕事されているのが伝わってきました。
どうしてもそのことを伝えてから
帰りたくなってしまって・・・。
ぜひお名刺をいただけませんか?」
そう声を掛けていただいて、
その方の名刺をいただきました。
新郎さんの仕事関係でお取引のある
税理士さんでした。
仕事柄、結婚式のみならず
色んな方が集う会合に足を運ぶらしく、
「司会者」という人種をよく観察
しているとお話されていました。
そういう風に第三者の方から
私の姿は見えているんだという発見と、
あらためて自分が大切にしていることが
わかる人にはしっかり伝わるんだということも
再確認できたようで嬉しかったんです。
私ね、年齢を重ねて、
仕事でも経験を積んできているからこそ、
意識的に大切にしていることがあるんです。
それは・・・
常に口角を上げて笑顔でいること。
私、気を抜くと何気ない表情が
残念な状態になるんですよ。
なんでこんなことを意識するように
なったかというと・・・
【映像】がきっかけなんです。
その映像とは、
披露宴の結びに結婚式当日の様子を
編集したエンドロール。
列席されている方と一緒に、
会場で観る機会があるんですが、
ふと映っている自分の表情が
気が抜けて残念極まりないということが
めちゃくちゃありまして・・・。
「いつどこで誰が見ているのか、
さらにはどんなタイミングで
映像に映り込むのかわからないんだ」
ということを自覚してから、
より一層何気ない表情に気を配るように
なったんです。
お祝いの場に身を置いて
仕事をしているからこそ、
自分の表情にも責任を持っていたい。
だからこそこの方に言われた一言は、
私の自己満足ではあるものの
普段意識していることが
理解してもらえたようで
とんでもなく嬉しかったんですよね。
『人は見ていないようで見ている』
良いこともそうでないことも。
そんなことをあらためて自覚できた
嬉しい一言でした。
本日も結びまでお読みいただき、
ありがとうございます。