披露宴で新郎・新婦さんが
次の入場の準備のためにする中座。
ふたりで同時に中座も可能ですが、
「大切な人と特別な時間を持てる」
「ゲストにぜひ紹介したい」
そんな理由から、エスコート役を
指名して一緒に中座してもらう
という新郎・新婦も多くいます。
あらかじめ「この人!」と決めている方、
誰を指名したらいいか悩んでしまう方。
皆さん千差万別です。
これまで多くの披露宴をお手伝いしてきて、
エスコート役によく指名される方を
司会者目線の独断と偏見でご紹介しますね。
なんだかんだ言って、新郎・新婦さん共に
一番指名されるのがお母様です。
新婦さんは、挙式でバージンロードを
お父様と歩いたので、
「披露宴ではお母様と一緒に歩きたい」
という理由でお願いする方もいます。
特に新郎さんはお母様を指名する方が
本当に多いです。
理由はダントツで、
「一番感謝の気持ちを伝えたい人だから」
そして
「子供の頃に一緒に歩いた感覚をもう一度
味わいたい」
のようなことを話してくれる人もいます。
お母様に次いで多いエスコート役です。
きょうだいが複数の場合には、
全員にエスコートをお願いする
という方もいます。
親御さんは披露宴の結びで、
ゲストの前に立つ機会があるものの
きょうだいはそういった機会はありません。
こういうタイミングでゲストにも
きょうだいのことを紹介したい!
という理由から、エスコート役に指名する
のもありだと思います。
異性のきょうだいだと、
子供の頃は寄ると触ると喧嘩ばかりして
ある意味仲良しだったけど、
大人になると距離ができてあまり
話すこともなくなった・・・
みたいな方もいたりします。
それこそ普段は一緒に歩くことなんてなくて、
ちょっと照れくさいけど、
せっかくの機会だからときょうだいを指名される
新郎・新婦さんの気持ち、よ~くわかります。
「子供の頃から一番可愛がってくれたから
感謝を伝えたい」
「手を繋いで歩きたい」
こんな理由から祖父母を指名されます。
披露宴ではきょうだい同様、
祖父母も親御さんのように
注目をしてもらえる機会が
多くない方です。
可愛がってきた孫の結婚式に、
涙を浮かべたり、とにかく喜んでいたりと
新郎・新婦さんへの愛情が伝わってきます。
私は個人的に、祖父母が列席できるなら
一番エスコート役にしてあげたくなる
存在だと思っています。
本当に、本当に嬉しそうに手を繋いだり
している姿は、見ているこちらがほろっと
しちゃいます。
この他にも、姪・甥・いとこなどの
親族や友人にエスコートをお願いする
新郎・新婦さんもいます。
いかがでしょうか?
大切な人との特別な時間を
共にできるだけでなく、
その人を大切に思う気持ちを
あらためて伝えることのできる
エスコートの指名。
この機会に、ご自身にとって
大切にしたい人やそう思う理由等を
考えてみるのもおススメです。
ということで今日は、
中座のエスコートで多く選ばれる方
についてご紹介してみました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。