今日のタイトルは、
先日司会を担当した新郎さんが、
お開き後に満面の笑みで
言ってくれた言葉です。
結婚式をするとなっても、
乗り気なのは新婦さんだけで
新郎さんはテンションが上がらない・・・
こういうケースは珍しくありません。
この新郎さんもまさにそうでした。
そもそもご自身が目立つことが
とても苦手。
否が応でも主役になる結婚式は、
できればやりたくないと本気で
思っていたそうです。
でも新婦さんの想いを叶えてあげたい・・・
その一心で結婚式をすることを決め、
準備も協力しながらやっていました。
私との打合せの際も、
「これって、
ゲストに変に思われないですか?」
とか
「もうちょっと私が目立たたなくていい
進め方はないですか?」
など、可能な限り目立たないようにしたい
という気持ちが発する言葉の随所に
表れていました。
一方新婦さんは、
明るくてとってもポジティブな方。
「みんなお祝いに来てくれるんだから、
そんなに気にしなても大丈夫だよ!」
と、要所要所で新郎さんの気持ちが
楽になるような言葉がけをしていたのが、
すごく印象的でした。
すごく慎重派な新郎さんと、
ポジティブに物事を捉える新婦さん。
第三者視点で見ていても、
本当にバランスの取れている
素敵なおふたりでした。
そして迎えた結婚式当日。
不安と心配でいっぱいだった新郎さんも、
職場の同僚や学生時代の友人といった
気心の知れた大切な人達が一堂に会すると、
心の底から安心したようで、
表情もどんどん和らいでいきました。
謝辞でもその気持ちを話していました。
「目立つことが得意ではない私を、
妻が前向きにサポートしてくれて
結婚式ができました。
いざ今日この日を迎えてみると、
こんなにも多くの人に支えられて
いたことを実感できて嬉しかったです。
結婚式に前向きになれなかった
1年前の自分に言ってやりたいです。
『結婚式って最高に楽しいよ!』と。」
私も聞いていて嬉しくなるような、
素直な新郎さんの心の声から出る
謝辞でした。
こういう瞬間に立ち会わせてもらうと、
やっぱり結婚式っていいなぁ・・・と
再確認できます。
ということで今日は、
結婚式に前向きになれなかった
新郎さんの話をご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。