「説明」と「伝える」の違いに格闘する日々 | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

ウェディング司会経験数1000組以上。
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

ワタクシ、

かれこれ人前で話すことを生業にして

30年以上経ちます。

 

 

今新しいことに挑戦しているのですが、

「説明」と「伝える」の違いに

格闘をする毎日です。

 

image

 

「説明」は、相手に伝えたい要点を

わかりやすく的確に伝えられる能力。

 

 

「伝える」こととイコールだと

思っていたんですが、

それがそうでもないんです。

 

 

わかりやすく的確に言葉を紡いで

表現できていれば、

それは聞き手に「伝える」ことに

繋がっていると勝手に解釈していたんですが、

なかなかそうもいかず・・・。

 

 

私の「説明」を聞いていたある方に、

こんなことを言われました。

 

 

「あなたの説明は上辺の部分だけで、

 全然心に入って伝わってこない・・・」

 

 

徐々にその言葉が私の心の急所に入り込んで、

久しぶりに涙が溢れて落ち込みました。

 

image

 

説明のみならず、

言葉を発してそれを聞き手に

伝えようとする場合。

 

 

それが聞き手の心に入るようにすることって、

簡単なようですごく難しいんだと

痛感した瞬間でもありました。

 

 

私自身、

結婚式に特化したスピーチレッスンを

提供している中で、

受講者さまによく言っていることがあります。

 

 

「自分の思いを言葉に乗せて」

 

 

そうなんです。

 

 

どんなに良いことや素敵なことを言っていても、

聞き手はそこに話し手の思いが乗っていないと

瞬時にそれを察知します。

 

 

もちろん思いを言葉に乗せずとも、

話すことはできます。

 

 

でもそれだとやっぱり

「伝わらない」んです。

 

 

人前で話すことに慣れてしまった慢心が、

私にも少なからずあるんだと思うんです。

 

 

そういうちょっとした自分の向き合い方や、

取り組み方が発する言葉に乗っていて

見る人が見れば簡単に見抜かれてしまう。

 

 

経験を積んで得られたこともあれば、

慢心が邪魔をして大事なことの本質が

ズレてしまうこともあるんだと、

大いに勉強になりました。

 

 

特に「話すこと」に関しては、

絶対的な正解はなくて

ずっと勉強と鍛錬を積んでいく

そんな世界なのかもしれません。

 

 

なんだか今日は私の心の奥底にある

思いを吐き出してしまいました。

 

 

本日も結びまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

 

 

《わたしのひとりごと》リボン私がリボンに惹かれるワケ
リボンウェディング司会者としてのスイッチの入れ方
リボンあなたの得意なことは何ですか?

 

宝石赤結婚式のスピーチに特化したレッスンをしています
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチのご案内

宝石赤私の監修したお役立ち記事がゼクシィに掲載されました ぜひご覧ください!
[プロが指南] 緊張しやすい彼でも大丈夫な【新郎謝辞】のコツ
【面倒くさがりの彼へ】最低限の準備&内容でビシッと決める“新郎謝辞”テク

宝石赤お問い合わせはこちらからどうぞ
お問い合わせフォーム

宝石赤プロフィールはこちら
塩沼亜紀 プロフィール

宝石赤SNSのフォロー大歓迎です
InstagramInstagram