先日ある新郎さんから、
こんな質問を受けました。
『ウェルカムスピーチや
謝辞の練習をしているんですが、
考えた内容を呪文のように唱えていると
棒読みになっちゃいます。
何かいいアドバイスがあったら
教えてください』
まもなく結婚式ということもあって、
一生懸命挨拶の練習をされている中で
生まれた疑問を質問してくれたようです。
考えた内容を特に何も見ずに話すために
されているこの準備。
この新郎さんのような状態に陥る方、
意外といるんです。
【覚えたことを話す=暗唱発表】
に気付くとなりがち。
この新郎さんのように
棒読みになってしまう理由は、
【覚えたことを、ただ話そうとするから】
だったりします。
するとそこには、感情も想いも
差しはさめなくなってしまいます。
ただ単に覚えた文章を声に出すため、
『棒読みになってしまう』
というわけなんです。
これ、本当にもったいないですよね。
テクニック的なことはいくらでも
アドバイスできるのですが、
結婚式直前に多くのことを伝えても
訳が分からなくなってしまいます。
そこで私が伝えたことは、これ↓
『何か一つの言葉だけでもいいので、
【感情を込めて伝える】
を意識してみてください。
一番感情を込めやすい言葉が、
【ありがとうございます】
だと思います。
言葉に感情を込めるようにするだけで、
棒読みではなく感情のこもった
【生きた言葉】になりますよ』
これはスピーチをはじめ、
あらかじめ準備をして頭の中に入れた
内容を人前で話す時にも活用できる方法。
目の前で自分の言葉に耳を傾けてくれる人に、
【感情を込めて伝える】
という意識を持つだけで、
棒読みはかなり軽減されます。
この新郎さんからは、
『感情を込めるということに集中して
練習してみます!』
というお返事をいただきました。
私ね、こういう姿勢で結婚式で
挨拶をしようと準備している方には
心から想いを伝えてもらいたいなぁ・・・
って思うんです。
少しでも私の伝えたことが、
この新郎さんが想いを伝える
一助になれたら本当に嬉しいです。
密かに当日を楽しみにしています。
今日は【棒読み対処法】について
ご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。