今日は私のひとりごとを綴っていきます。
先月末。義父が天国へ旅立ちました。
普段私は「結婚式」
という儀式に携わっていますが、
自分ごととして大切な人を見送る
「葬儀」という儀式を通じて、
色々と思うことがありました。
義父が息を引き取ってから、
すべての流れの中で
一つ一つの儀式に則って
見送ることができました。
悲しさと喪失感は簡単に払拭できる
わけではありませんが、
義父を見送るための一つ一つの
葬儀の儀式を通じて、
心穏やかになる瞬間が幾度もあったんです。
儀式として象徴的な、
結婚式や葬儀は近年どんどん簡略化
されています。
お金や時間を割くことになる儀式。
時代の流れと変化として、
これもまた致し方ないことなのかも
しれませんよね。
結婚式であれば、
これまで自分たちの人生に関わってくれた
大切な人達を一堂に会して、
人生を共に歩んでいくことへの決意を
新たにすることができます。
葬儀は、残された者が弔いの気持ちを込め、
大切な人を見送る儀式を通じて
冥福を祈ることができます。
そう考えると儀式は、
私たちが人生を豊かに歩む上で
なくてはならないものなんだと
痛感したんです。
人生の終わりを垣間見たことで、
今の私にできることを精一杯
心を込めてやっていきたいと
義父を見送る儀式を通じて
新たな視点を授けてもらえました。
日頃おめでたい結婚式にまつわる
ことをあれこれ綴っている当ブログで、
普段とは違う視点で感じたことを綴るのを
ちょっと躊躇しましたが、
私にとっては大切な気付きとなったので
思いをつらつらと綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。