当ブログでも、
結婚式にまつわるあれこれを
綴っておりますが、
思われることにも、
色々意味があったりします。
ということで今日は、
【新郎・新婦さんの立ち位置】
と題して、綴っていきますね。
私が司会を担当させてもらっている会場では、
挙式進行のお手伝いもするため
打合せの時に新郎・新婦さんに
挙式の際に立ち居振る舞いのことなんかを
聞かれたりするんです。
その時に、さりげなく
「なぜそうなっているのか」
みたいな話もお伝えしています。
先日打合せをした際に、
新郎・新婦さんの立ち位置の
意味についてお話してみたんです。
ちなみに…結婚式当日は、
新郎さんが右手、新婦さんが左に
立つんですが、
どうしてこの立ち位置なのか
ご存じですか???
これ、諸説あるんですが、
端的に言うと・・・
「新郎さんが新婦さんを守れるように」
という意味があるんです。
かつては、
男性は利き手である右手で剣を持ち、
左手の盾で女性を守っていたそう。
(あくまでも男性が右利きという
前提の話になっちゃいますが・・・)
現在の結婚式では
剣の代わりにグローブを持ち、
左手は新婦さんに腕を組んでもらって
エスコートをします。
新郎さんが新婦さんを守る、
という思いが立ち位置に
あらわれているんですよ~。
そして、新婦さんが
「新郎さんの分身」
と言われている結婚指輪を
左手につけることで、
「左右両方から守られている」
って考えることもできますよね。
こんな話をした後に新郎さんが、
なんだかめちゃくちゃ感動してくれて。
「なんかいい話ですね。
これからはふたりで外を歩くときも、
妻の右側を歩きますよ、僕!」
そんな風に話してくれました。
こんな感じで立ち位置一つとっても、
そうなったいきさつや
意味があるんですよね。
流れで言われるがままに当日を
過ごしてしまうと気にも留めないような
事柄ですが、意味を知ると捉え方が
変わってくるから不思議です。
こういう細かい話は色々ある結婚式。
また、折を見てご紹介していきますね。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。