結婚式に特化した
スピーチレッスンをしているからこそ、
私自身が司会者として携わる際に
より一層大注目してしまうのが、
友人スピーチ。
以前司会をした際、
新婦さんの友人スピーチが
とても素敵だったんです~。
今日はそのスピーチが私の中で
「素敵」と印象づけられる
スピーチだったのかを
司会者目線で紐解いてみますね。
この方のスピーチは時間にして
3分程でした。
その間、まったく何も見ずに
スピーチされていたんです。
(何も見ずに話す方
意外と少ないんですよ~)
といっても・・・
思い付きで話しているわけではなく、
新婦さんとの思い出、
いかに新婦さんが素敵な女性なのか、
これらをしっかりと伝えるために
あらかじめ準備をした内容を
しっかり覚えて自分自身の言葉で
話されていたんです。
だからこそ、言葉にしっかりと
想いが込められていて
思わず聞き入ってしまう魅力的な
スピーチになっていたんだと思います。
まさに「言葉の力」を感じまくりました。
この方の話し方から私は
「誠実・知的」
という雰囲気を感じていたのですが、
そう聞こえるポイントがありました。
それが・・・
「一文の言い終わりで
口を閉じている」
だったんです!
何気ない事ですが、
意外と意識しないと
できないことなんですよ~。
これが自然とできているので、
次の言葉への場つなぎで出てしまう
「えー」「あのー」がまったくなくて、
言葉のキレもよく、気づくとスピーチに
引き込まれていきました。
こんな2点が、
思わず聞き入ってしまう
印象に残る素敵なスピーチとなった
大きな要素だったと、
勝手に一人で分析しちゃいました(笑)
さらに印象的だったのは、
新婦さんだけでなく、ゲストの中にも
この方のスピーチを聞きながら、
そっと涙を流している方がいたこと。
特に感動的にしようとか、
聞いている人を泣かせようとか、
そんな意図が一切ないからこそ、
言葉がスーッと感情に訴えかけて
自然と涙がこぼれたのかもしれませんね。
いやぁ・・・結婚式のスピーチは
やっぱり奥が深いし面白い!
としみじみ感じさせてもらえた
素敵なスピーチでしたよ~。
こんな感じで、
聞く人の印象に残るスピーチを
準備するお手伝いをしています!
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチのご案内
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。