結婚式という非日常の極み(大げさですね笑)
の空間で、たくさんのスピーチを聴いてきた私。
この経験が大いに役立って、
結婚式でのスピーチに不安を感じる方の
お役に立てることが本当に嬉しいんです。
例えば・・・
主賓・友人といったゲストスピーチであれば、
新郎・新婦さんのご指名で
そのお役目を受けるという、
すごい光栄な名誉なことですよね!
だからこそ、
取り立てて大げさにすることではなく、
「心に残るスピーチ」
にしてほしいなぁ・・・
と強く思うんです。
そんな「心に残るスピーチ」にするために、
すごく大切なこと。
それは・・・
ありきたりなフレーズに頼らない
結婚式でのスピーチとなると、
ソツなく・無難に・失礼のないように、
話す内容を構成したり考えたりしがちです。
もちろん、それも間違いはないんです。
でも、それは「心に残る」
という観点から考えると、
う~ん・・・あまり残りませんよね。
ちなみに、ありきたりなフレーズとは、
こんな感じです。
『新婦〇〇さんは、職場での信頼も厚く、
同僚や先輩からも大変慕われています。』
どうでしょう?
もちろん間違いでもなく、
失礼な言い回しもまったくありません。
とはいえ、こういう表現の仕方は
なんだかありきたりで、
それ以上でもそれ以下にも
ならない感じですよね。
↑の例であげたフレーズ。
・職場での信頼が厚い
・慕われている
このことが伝わるエピソードが、
ちょっとでも入るだけで
全然印象って変わります。
例えばこんな感じです。
『先日、お客様への対応が立て込んでいて、
私自身に余裕がなかった時期がありました。
そんな時、〇〇さんは状況を瞬時に察知して
フォローをしてくれます。
時に「何かお手伝いすることありますか?」
と、私の望むことと自分のサポートが
行き違わないように、
しっかりとコミュニケーションを取ってくれます。
この対応を上司の私に対してだけではなく、
先輩や同僚にも分け隔てなくしてくれます。
その心遣いがとてもさり気なく、
〇〇さんと仕事をしているとこちらも
「できることをしてあげたい」
と、素直に思わせてくれる魅力のある女性です』
具体的なエピソードが入るだけで、
・職場での信頼が厚い
・慕われている
こういった人柄を、
リアルな情景を思い浮かべてもらいながら
伝えることができます。
スピーチを依頼されるのは、
新郎・新婦さんから信頼されている証。
過度に持ち上げすぎたり、褒めすぎたり
といったエピソードは不自然に感じますが、
日常の一コマを用いてエピソードを話せると
より心に残るスピーチになりますよ~。
ということで今日のまとめです。
心に残るスピーチにするためのコツ
それは
【ありきたりなフレーズに頼らない】
結婚式でスピーチの機会のある方に、
少しでも拾える点があれば嬉しいです。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。