一生分の親孝行をしてもらった瞬間 | 結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇ

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ウェディング司会経験数1000組以上。
結婚式に特化したスピーチレッスン・マリアージュスピーチⓇを主宰しています。
司会者だからこそ見える、スピーチ、話し方のコツ、結婚式のこと、などなど・・・をお伝えしています。

先日司会を担当した披露宴。

 

 

新郎さんのお父様の結びの謝辞で話されたことが、

情景がすごく伝わってきて印象的でした。

 

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お父様はこんなことを話されていました。

 

今日の結婚式に際して、

息子とのこれまでの時間を振り返りました。

 

私は今の時代の男性のように

「イクメン」とはほど遠く、

仕事ばかりでロクに息子の世話をしない父親でした。

 

息子が6カ月を迎えた頃のある日曜日。

 

妻がどうしても外出せねばならず、

一人で慣れない子守りをいたしました。

 

抱き方もあやし方も不慣れな私に、

息子がとびっきりの笑顔を見せてくれました。

 

30年たった今でも、あの時の息子の笑顔が

ずっと私の心に残っています。

 

『子供は3歳までに一生分の親孝行をする』

これは永六輔さんの名言ですが、

本当にその通りです。

 

息子に父親らしいことを十分にできたとは

けっして言えませんが、

赤ちゃんの頃の息子の笑顔が

私に一生分の幸せを与えてくれました。

 

朴訥と言葉を選びながら、

その時の様子を噛みしめながら

話していたお父様。

 

 

時間がどんなに経っていても、

ずっと胸にしまっている幸せな光景が

聞いているだけでありありと伝わってきました。

 

 

こうして話をされているお父様自身が

体感された話は、

言葉に温かさがあって聞いているだけで

情景が浮かんできました。

 

 

隣で聞いていた新郎さんが、

なんとも言えないいい笑顔をされていたのが

これまた印象的でした。

 

 

ということで今日は、

ある新郎さんのお父様の話された

聞いているだけで幸せな気持ちになる

謝辞の一節をご紹介しました。

 

 

本日も結びまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

 

 

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