ゲストに向けて、
個別に感謝の気持ちをストレートに
伝えることのできるツール。
それが【席札に書くメッセージ】です。
準備をする新郎・新婦さんにとって
少し手間はかかりますが、
ゲストにはものすごく喜ばれる
席札のメッセージ。
「準備はしてみたいけど、
何を書いたらいいのかわからない」
というお声を新郎・新婦さんから
聞くことのある私。
司会者目線ではありますが、
おもてなしの気持ちがより伝わる
席札メッセージについてご紹介しますね。
そもそも席札は小さいので、
シンプルで短いメッセージがおススメです。
3行構成で書き添えると、
バランスよくメッセージが記せますよ~。
1行目:お礼
2行目:思い出のエピソード
3行目:締めの言葉
対象ゲスト別の例はこんな感じです。
・会社の上司
「本日はご出席いただきありがとうございます
いつも的確で心のこもったご指導をいただき感謝しております
今後も温かく見守っていただけますと幸いです」
・友人
「今日は私たちの結婚式に来てくれてありがとう
高校生の頃 何時間も電話で話し続けたことが
本当にいい思い出です
これからは結婚生活の先輩として
相談に乗ってくれたら嬉しいです」
・祖父母
「おじいちゃん(おばあちゃん)今日は遠くから来てくれてありがとう
たくさん遊んでくれた時間は私の宝物です
いつまでも長生きしてね」
こんな感じで、シンプルで短くてOKです。
そしてメッセージの中には、
・句読点を入れない(終止符を打つという意味を避けるため)
・忌み言葉は使わない
などの配慮もできるとなお良しです。
ちなみに句読点をいれないことで「読みにくい」
と感じたら、スペース(空白)や改行をうまく活用すると
見やすいメッセージになりますよ!
新郎さんはこの手の準備を面倒に感じる方も
多いんです。
そんな時は、新婦さん側ゲストにだけメッセージを
書くということでも全然OKです。
印刷でも問題ありません。
実際私が司会を担当する披露宴でも、
印刷したメッセージを席札に貼っている
新郎・新婦さんも結構いますよ。
④書いて失敗したら・・・と気になる
席札に直接メッセージを書くことで、
書き損じがあった時のこと、気になりますよね。
そういう心配のある新郎・新婦さんは、
・メッセージシールに書いて席札に貼り付ける
・別添えのメッセージカードに書く
こういう方法で準備をすることで、
書いて失敗してしまった時にも
安心して書き直しができますよ~。
いかがでしょうか?
席札の本来の役目は、
「ゲストの座る位置を示すためのもの」なので、
メッセージを絶対に書かなくてはいけない
ものではもちろんありません。
披露宴は意外と慌ただしく時間が過ぎていき、
ゲスト一人一人とゆっくり話す時間が
取れなかったりします。
ちょっとした一言を添えるだけでも、
これまでの感謝と、これからよろしくねという
想いを伝えることができますよ~。
ということで今日は、
席札に書くメッセージについて
あれこれご紹介しました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。