私が結婚式で司会を担当していて、
毎回心があったかくなる瞬間を
味あわせてもらっている、
【花嫁の手紙】
ほとんどの新婦さんが、
両親に向けて手紙を書くことも
ましてやそれを人前で読むことも
「はじめて!」です。
気持ちを伝える大切な時間だからこそ、
「後悔しない準備をしてほしいなぁ・・・」
って思っているんです。
まず手紙を書いた後、
実際に声に出して読んでみて
しっくりこないところは修正するなどの
対応ができればベストです。
中にはこの「実際に声に出して」を
何度も何度もやりすぎてしまって、
本番ではこなれ過ぎてしまって、
あっさり読みすぎて逆に印象に残らず・・・
という新婦さんもいるんですよ~。
そこで私が勝手ながらおススメする
【本番を想定した練習】
があるんです。
それは、
《本番前に本気で1回読む》です!
私が言う《本気》というのは
気持ちの面だけでなく、
可能であれば実際に手紙を読む状態に
近い環境で読んでほしいんです。
【衣裳 履物】
当日着る衣裳を実際に着用して・・・
というわけにはなかなかいかないと思うので、
ドレスや着物を着ているイメージに近づけるよう
胸元あたりをちょっとギュッと何かで
締め付けてみる、なんていう方法も意外と有効です。
以前この方法をお伝えした新婦さんは、
ブライダルインナーを身に着けて
身体の締まり感を味わいながら
手紙を読んでみたそうですよ!
さらには、ドレスや着物に合わせて履く
靴や草履が手元にあれば、
それを履いてみるのもおススメ。
手紙はゲストの前で立って読むので、
足元の感覚を事前に体感しておくだけで
全然違うんです。
ゲストは新婦さんの「立ち姿」も
手紙の内容以上に注目をします。
堂々とかつ美しくきれいな佇まいで
手紙を読むことができたら、
すごく素敵な瞬間になります。
【BGM】
ぜひぜひしてほしいのが、
「手紙を読む際に指定したBGMを
流しながら本気で1回読む」
なんです!
本番はマイクを使って読みますが、
手紙を読んでいる自分の声とBGMが
どんな感じでシンクロしていくのかも
事前にチェックできると、
安心感がまるで違うんですよ~。
衣裳や履物BGMと、
あくまでも本番に近い状況にして読む
【本気の1回】
この方法であれば、
だらだらと何回も読む練習をするよりも
事前準備の精度としては
相当高いものになります。
これから結婚式で手紙を読む予定の新婦さん。
ぜひぜひ当日の状況を想定して、
《本番前に本気で1回読む》
練習をしてみてくださいね。
結婚式後「思いを伝えきった・・・」
というやり切った感を味わえて、
準備に対する後悔も少なくなりますよ。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。